外交部（外務(wù)省）の趙立堅報道官は23日に行なわれた定例記者會見で、日本の防衛(wèi)相が臺灣地區(qū)が「赤くなる」などと発言したことについて、記者からの質(zhì)問に答えた。

【記者】報道によると、22日夜、日本の岸信夫防衛(wèi)大臣が自民黨議員の會合で、中國の釣魚島（日本名?尖閣諸島）周辺での活動について、「中國は、目立たないところで1歩ずつ侵略し、最終的には全部変わっている狀況をつくろうとしている。そうしたことを許さない」などと発言したという。また「臺灣が赤くなったら大変な狀況の変化が起こる」とも述べたという。中國側(cè)としてコメントは。

【趙報道官】こうした発言は完全に根拠がなく、極めて無責(zé)任な発言だ。この場で、私は以下の3點を強調(diào)しておきたい。

第1に、中國は常に平和発展の道を歩むことを堅持し、防御的國防政策を揺るぎなく実施してきた。習(xí)近平國家主席がボアオ?アジアフォーラム2021年総會開幕式でのスピーチで繰り返し述べたように、中國は引き続き世界平和の建設(shè)者、世界の発展への貢獻者、國際秩序の擁護者であり続ける。中國はどんなに発展しようとも永遠に覇権を唱えず、拡張せず、勢力範(fàn)囲を求めず、軍拡競爭を行わない。

第2に、釣魚島及びその附屬島嶼は中國固有の領(lǐng)土だ。中國が釣魚島海域で行なう巡航と法執(zhí)行（エンフォースメント）は自國に固有の権利を行使するものだ。臺灣地區(qū)の問題は純粋に中國內(nèi)部の問題であり、いかなる國がいかなる方法によっても手を出したり干渉したりすることを絶対に容認(rèn)しない。

第3に、日本は近代にアジア各地を侵略して領(lǐng)土を拡張し、中國を含む広範(fàn)囲の被害を受けた國の人々に深刻で重大な災(zāi)難をもたらした。しかし今日まで日本は侵略の歴史を誠実に直視して反省しようとせず、しばしば侵略の歴史を否定したり美化したりする政治的茶番劇を演じてきた。日本に我が身を振り返り自問し、直ちに中國に対するデマや中傷をやめるよう忠告する。誤った道をますます遠くへと進んではならない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月25日