中國科學院院士、南方科技大學校長の薛其坤氏は26日午前、2021中國國際ビッグデータ産業(yè)博覧會の開幕式の基調(diào)演説で、「今後10年で専用中規(guī)模量子コンピュータがまず登場し、量子化學核材料シミュレーションや量子機械學習などの面で量子コンピュータの長所をさらに示し、バイオ製剤や新材料、特殊材料の正確な設(shè)計や人工知能（AI）などの面で重要な力を発揮する見通しだ」と述べ、次のように続けた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

まず最初の10年で専用コンピュータを完成させる。量子トランジスタの品質(zhì)が上がり続ければ、徐々に汎用量子コンピュータの研究?製造の時代に入る。2035年はこの技術(shù)にとって非常に重要な発展の時期になるだろう。量子コンピュータがあれば、それを使用可能なコンピュータとして使用することができ、さらに量子通信と現(xiàn)代のインターネット技術(shù)を利用することで、現(xiàn)在のネットワークを量子インターネットに変えることになるだろう。世界インターネット時代は未來の予想可能な方向の一つだ。

また量子技術(shù)の応用は、人類による物質(zhì)世界と自然を探査する能力を高める。量子技術(shù)を1レベル上げるだけで、畫期的な技術(shù)が生まれる可能性がある。これはビッグデータ時代もしくは情報時代の情報探査の目と耳と鼻の感度をさらに高めることになる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月27日