浙江省衢州旅遊學(xué)校の高等部3年3組の教室では6月2日夜、自習(xí)中の生徒41人がザリガニ料理に舌鼓を打っていた。これは全國統(tǒng)一大學(xué)入試(通稱「高考」)を目前に控えた生徒たちに、少しでもリラックスしてもらおうと、擔(dān)任の段傑先生が自ら調(diào)理し、教室に持ち込んだ約20キロものザリガニ料理だった。
生徒たちは、擔(dān)任が作ってくれたザリガニ料理の美味しさを口々に絶賛。3年生に進(jìn)級(jí)してからというもの、學(xué)校側(cè)は生徒の出入りを厳しく管理するようになったため、生徒たちの食事も以前のように自由な選択ができなくなっていた。段先生はこれまでもスイカやミルクティー、おやつなどを買ってきては、生徒たちを喜ばせていたが、手作り料理を生徒たちに振舞うのが初めてだったことから、彼らの口に合うかどうかを心配していたという。しかし、結(jié)果的には生徒たちから大絶賛を得ることができた。
段先生は、「私のちょっとした行いが、生徒たちの受験前のいい思い出になればと思っている。生徒たちにはリラックスした気分で、落ち著いて入試に挑んでほしい」と話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月4日