雲(yún)南省でアジアゾウの群れが北に向かって移動を続け、世間の注目を集めているが、雲(yún)南省の対策指揮部の2日の発表によると、7月1日午後5時から2日午後5時にかけて、ゾウの群れは南東に5.91キロ移動し、峨山彝(イ)族自治県塔甸鎮(zhèn)から化念鎮(zhèn)に入った。群れからはぐれたオスのゾウは群れから54キロの位置にある玉渓市紅塔區(qū)北城街道近くの林の中で活動を続けている。ゾウ15頭は全て監(jiān)視範囲で無事移動を続け、死傷者も出ていない。中國新聞網(wǎng)が報じた。
山の標高は高く、霧が濃い狀況が続いているため、ドローンによる監(jiān)視や地上での追跡の難易度は高まり、ゾウの安全を守るためのリスクも高まり続けている。
中國國家林草局指導グループは、昆明市で會議を開き、専門家がゾウの群れの移動狀況や管理コントロール対策、生息地の修復、ゾウの基礎研究などについて意見を交換し、今後の対策について提案した。省級指揮部は、モニタリングを強化し、ゾウの移動狀況をリアルタイムで把握して、ゾウと人の安全を確保するよう指示しているほか、実地調査や安全対策、住民の非難サポートなどを指導している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月3日