大手求人サイトの前程無憂はこのほどサンプル調(diào)査を行い、その結(jié)果をまとめた「働く人の転職報(bào)告（第1-3四半期）2021」を発表した。それによると、21年の第1-3四半期（1-9月）の転職活動(dòng)について、回答者の51.8％が「今の仕事を続けながら転職先を探す」を選んだ?！嘎戕o（転職先を決めぬまま退職すること）」を選んだ人は48.2％で、割合は2020年同期に比べて10.2ポイント低下した。ポストコロナ時(shí)代には、勤続年數(shù)が1-3年の若者でさえ、より著実な転職を選ぶ傾向が高まっている。

同報(bào)告によると、回答者の約3割（32.8％）が「21年第1-3四半期」に少なくとも1回は転職した」と答えた。勤続年數(shù)の構(gòu)成を分析してわかったのは、転職する人のうち、勤続年數(shù)が1-3年の人が4割を占め、3-5年の人（21.1％）のほぼ2倍に達(dá)したことだ。また5-8年、8-10年、10-15年と勤続年數(shù)が長くなるにつれて、転職率が低下する傾向が見られた。

勤続年數(shù)1-３年で転職した人の多くが、「頻繁に転職すると転職活動(dòng)の中で安定して働けるのかと疑問をもたれる可能性はあるが、キャリアの初期段階で適切なポジションを見つけることがより重要だと考えている」との見方を示した。

転職活動(dòng)について、回答者の48.2％が「裸辭」を選択し、「今の仕事を続けながら転職先を探す」は51.8％で、20年より10.2ポイント低下した。ポストコロナ時(shí)代には、勤続年數(shù)が1-3年の若者でさえ、より著実な転職を選ぶ傾向が高まっている。

転職活動(dòng)が守りに入る中、働く人が最初に選ぶ企業(yè)の性質(zhì)も変わってきた。同報(bào)告によると、転職先として最初に國有企業(yè)を選ぶ人は前年同期比4.5ポイント上昇の36.4％。民間企業(yè)は26.2％、事業(yè)機(jī)関は19.0％、外資系?合弁企業(yè)は13.6％だった。調(diào)査では、最近の転職で最も重視された要因は仕事の安定性だった。國有企業(yè)が求職者を引きつける力がますます顕在化し、中國企業(yè)の総合的実力が上昇を続けるのに伴って、これまで競爭力の高い賃金とキャリア発展の機(jī)會(huì)があることで人気を集めていた外資系企業(yè)の求職者を呼び込む力が年々低下している。

転職先として選ばれる都市を見ると、上海が12.7％で首位に立ち、次は広州の12.0％、３位は北京の11.1％だった。一線都市以外では、重慶、武漢、杭州、蘇州、南京などの新一線都市が上位に並んだ。

前程無憂の「第2四半期賃金調(diào)査研究報(bào)告2021」で明らかになった27の人気都市の平均賃金と比較してみると、転職先として選ばれる都市の賃金レベルは上位にあり、平均賃金は7397-1萬1389元（1元は約17.0円）の範(fàn)囲だった。賃金レベルは引き続き仕事探しに最も影響する要因だ。同報(bào)告によると、回答者の78.9％が「今の仕事を見つけるのにかかった時(shí)間は3年未満」と答え、このうち在職期間が1年以內(nèi)の人が3割を占めた。また調(diào)査によると、回答者の8割が「最近の転職で仕事を見つけるまでにかかった時(shí)間は2ヶ月未満だった」と答えたという。

このうち、半月未満が35.5％、半月以上1ヶ月（半月を含む）が28.0％、1ヶ月以上2ヶ月（1ヶ月を含む）が15.7％だった。6ヶ月及びそれ以上かかったという人は1割にも満たなかった。

興味深いのは、「仕事のキャリアでは35歳までにいくつくらいの仕事を試してみることが合理的だと思うか」との質(zhì)問に対し、半分以上が「3つから4つ」と答えたことだ。大學(xué)を卒業(yè)した22歳から働き始めたとすると、1つの仕事の在職期間は少なくとも3年になる。しかしこのように答えた人に前の仕事の在職期間を聞くと、3年に満たない人が8割近くに上った。ここから現(xiàn)実と理想の間には大きなズレがあることがわかる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月13日