中國では近年、茶葉やミルクと、フルーツ、野菜などをアレンジした新スタイルのソフトドリンクが若者に間で人気を集めているのを背景に、「調(diào)飲師(ドリンクテンダー)」が人気の職業(yè)になっている?!弗丧辚螗匹螗扩`」は、最近発表された第4陣の新職業(yè)18種類にも名を連ねている。広州日報(bào)が報(bào)じた。

資料寫真
ミルクティー1杯を作るのに15パート設(shè)置
95後(1995‐99年生まれ)の女性?黃靜玲さんは、「ミルクティーが大好きなので、最終的に、ドリンクテンダーの仕事を選んだ」と説明する。同業(yè)界に入って約2年になる彼女は今、広州にある有名ブランドの店舗で、接客マネージャーを擔(dān)當(dāng)している。彼女が率いるチームは1日當(dāng)たり平均1000杯以上のドリンクを作っている。そして、祝祭日になると、その數(shù)は2倍以上に跳ね上がるという。例えば、昨年の國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)の連休には、同ブランドが中國全土で展開する588店舗で、約600萬杯のドリンクが売れたという。1店舗當(dāng)たり平均1萬杯以上が売れた計(jì)算になる。
ミルクティー店では、各ドリンクを一人で作るわけではなく、効率を上げるために、たくさんのソフトドリンクテンダーが、サービス、カウンター、ドリンク調(diào)合、フルーツの加工処理、お茶、タピオカ、氷作りなど、15パートに分かれて仕事をしている。黃さんによると、「各ソフトドリンクテンダーが全てのパートの勉強(qiáng)をして、最終的に得意分野が見極められ、それぞれのパートに配置される。各パートに厳しい基準(zhǔn)がある」という。
お茶専門店?喜茶(HEY TEA)には現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、ソフトドリンクテンダーが1萬人以上在籍していて、その平均年齢は23.6歳。黃さんは、「一緒に仕事をしているのは、みんな私と同じ年頃の仲間で、とてもリラックスした雰囲気の中で仕事ができる。1日7‐8時(shí)間立って仕事しても、疲れを感じることはなく、とても充実している」と語る。
黃さんは、この仕事が大好きで、「ずっと続けたい」と思っているという。そして、「仕事は喜びとプラスのエネルギーの源。デリバリーで配達(dá)されるミルクティーには、心溫まるメッセージが書かれたカードを添えている。一杯のミルクティーを通して、溫かさも屆けることができる」と話す。
別のソフトドリンクテンダー?呉子奇さんは、「好奇心からこの業(yè)界に入った」と振り返る。ある時(shí)、ミルクティーを購入した時(shí)に、たくさんの人が列を作って並んでいるのに、カウンター內(nèi)で働いているスタッフはみんなとても楽しそうで、「なんでそんなに楽しく仕事ができるんだろう」という気持ちになり、面接を受けてみると、なんと合格し、ソフトドリンクテンダーになったのだという。そんな呉さんは今、自分もリラックスした雰囲気の中でするこの仕事を楽しんでおり、店が不定期で開催する教室でも、參加者にお茶の文化を積極的に伝えている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月29日
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