習近平國家主席は17日午後に北京で、上海協(xié)力機構(gòu)（SCO）加盟國首脳理事會第21回會議にテレビ會議の形式で出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習主席は、「上海協(xié)力機構(gòu)はすでに新たな歴史のスタート地點に立っている。我々は『上海精神』の旗印を高く掲げ、國際関係の民主化という歴史の潮流の中で進む方向を把握し、人類の共同的発展というマクロ構(gòu)造の中で自身の発展を推進し、より緊密な上海協(xié)力機構(gòu)運命共同體を構(gòu)築し、世界の恒久的平和と共同繁栄のためにより大きく貢獻するべきだ」と強調(diào)した。

また習主席は、(1)団結(jié)?協(xié)力の路線を取る、(2)安全とリスクを共に擔う路線を取る、(3)開放?融合の路線を取る、(4)互いに學び、參考にし合う路線を取る、(5)公平?正義の路線を取るという5點を提言した。

習主席は、「絶えず大きくなる『SCOファミリー』は、世界のすべての進歩的パワーと手を攜えて進み、共に世界平和の建設者、世界発展の貢獻者、國際秩序の擁護者になると確信している」と指摘した。

會議に出席した各國首脳らは、上海協(xié)力機構(gòu)成立が20年來で成し遂げた政治、経済、安全保障、人的?文化的分野などの大きな成果を全面的に振り返り、肯定的に評価した。また各國は次のような意思を表明した。▽団結(jié)を強化し、協(xié)力して新型コロナウイルスと闘い、ワクチン協(xié)力を強化し、ウイルス起源解明の政治化に反対しなければならない▽経済貿(mào)易、エネルギー、イノベーション、コネクティビティ、デジタル経済、環(huán)境保護といった分野における?yún)f(xié)力を深化させ、人を中心とすることを堅持し、人的?文化的交流を強化し、持続可能な発展を?qū)g現(xiàn)し、地域諸國の國民をさらに幸福にする▽多國間主義を支持し、國連憲章の主旨と原則を守り、國際関係の民主化を促進し、覇権主義や一國主義に反対し、民主や人権を口実にした他國の內(nèi)政への干渉に反対し、各國が自主的に発展の路線を選択することを支持する▽テロ対策協(xié)力をさらに強化し、「3つの勢力」（極端な宗教勢力、民族分裂勢力、テロ勢力）と國際犯罪に力を合わせて打撃を與え、共同で地域の安全と安定を守る▽「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブとユーラシア経済連合（EAEU）構(gòu)築との連攜推進を支持する。また、各國はスポーツの政治化に反対し、中國の北京冬季オリンピック?パラリンピック開催成功を支持すると表明した。各國はアフガニスタン情勢に極めて注目しており、アフガニスタンがテロリズムの脅威を排除し、和平と再建を?qū)g現(xiàn)することを支持。上海協(xié)力機構(gòu)はそのために積極的役割を果たしていく。

また會議では、イランの加盟に向けた手続きをスタートさせ、サウジアラビア、エジプト、カタールを新たな対話パートナーとして受け入れることが承認された。

さらに、會議ではウズベキスタンが次の上海協(xié)力機構(gòu)輪番議長國となることが決定された。

加盟國首脳らは「上海協(xié)力機構(gòu)20周年ドゥシャンベ宣言」に署名し、一連の決議を採択。さらに、科學技術イノベーションや食料安全保障などの分野における?yún)f(xié)力に関する聲明も発表した。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月18日