吐爾松江·布爾力克さん(25)はこのほど、クロスカントリー國(guó)家合宿のメンバーとして故郷である新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)溫泉県に戻って來(lái)た。新華社が報(bào)じた。
吐爾松江さんは子供の頃から溫泉県の畜産エリアで育った。同県は中國(guó)の最西端の地で、標(biāo)高は1300メートル以上。スポーツが非常に盛んで、新疆體育先進(jìn)県に選出されたこともある。
2015年、新疆大學(xué)に合格した吐爾松江さんは、父親が飼う羊の群れに別れを告げた。そして、暇があれば、中國(guó)各地に行って自転車の大會(huì)に參加。賽里木(サリム)湖一周ロードレースやヒマラヤ橫斷自転車エクストリームレースなどの大會(huì)で優(yōu)勝した。
2018年11月、吐爾松江さんは各種の栄譽(yù)を手にしたロードレーサーから、選抜を経て、全く新しいクロスカントリーの世界へと転向した。そして冬季五輪出場(chǎng)を目指して奮闘する生活が始まった?!缚鄤氦颏い趣铯?、チャレンジと変化に挑み、その過(guò)程を楽しむのが大好き」と吐爾松江さん。
ゼロからスタートした吐爾松江さんはここ3年、技術(shù)的ウィークポイントを強(qiáng)化する集中的な練習(xí)を汗水流して必死に行い、夢(mèng)の実現(xiàn)を目指してきた。
「ロードレースをしていた當(dāng)時(shí)は、用具は自分で買わないといけないし、何もかも自分でやらなければならず大変だった」とする吐爾松江さんは、今回の合宿の機(jī)會(huì)に感謝し、「強(qiáng)力なチームがサポートしてくれることが、僕のやる気につながっている」と話す。
合宿では現(xiàn)在、白熱した練習(xí)が行われている。吐爾松江さんは必死に體を起こして、坂を上り、雪の上を滑走し、ダッシュして、中國(guó)の全てのウィンタースポーツ參加者と同じく、一歩一歩夢(mèng)に近づいている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月10日