中國(guó)人民銀行（中央銀行）は21日、香港地區(qū)で50億元（1元は約17.9円）、6ヶ月物の人民元建て中央銀行手形を発行した。落札利回りは2.50％。中國(guó)新聞社が伝えた。

人民銀行によると、このたびの手形発行は海外の投資家の間で人気となり、米國(guó)、歐州、アジアなど複數(shù)の國(guó)と地域の銀行やファンドなどの機(jī)関投資家及び國(guó)際金融機(jī)関が積極的に購(gòu)入を申し込み、入札総量は222億元に上り、発行量の4.4倍以上になった。ここから人民元建て資産が海外の投資家に対し強(qiáng)い魅力を持つことがわかり、グローバル投資家の中國(guó)経済に対する信頼感も映し出されているという。

人民銀行によると、同行の常態(tài)化した香港地區(qū)における人民元建て中央銀行手形発行は、これまでに香港市場(chǎng)の人民元建て投資商品のラインや流動(dòng)性管理のツールを豊富にしただけでなく、中國(guó)の他の金融機(jī)関や企業(yè)などのマーケットエンティティのオフショア市場(chǎng)における人民元建て債券発行を促進(jìn)したという。

人民銀行は、「ここ數(shù)年、オフショア市場(chǎng)で発行された人民元建て國(guó)債や金融債、企業(yè)債が増加を続け、発行スタイルや発行地點(diǎn)がますます多様化しており、ここから香港地區(qū)の人民元建て中央銀行手形がオフショア人民元市場(chǎng)の発展促進(jìn)にとって積極的な役割を発揮していることがわかる」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月22日