1月8日、杭臺高速鉄道の椒江特大橋を通過するG9308號復(fù)興號（撮影?周囲）。

浙江省の杭州と臺州を結(jié)ぶ杭臺高速鉄道の一番列車となる2臺の復(fù)興號列車が8日午前9時(shí)26分、臺州駅と嵊州新昌駅から同時(shí)に発車し、それぞれ杭州方面と溫嶺方面へ向かった。これは、民営企業(yè)が初めて過半數(shù)の株式を所有した高速鉄道が正式に開業(yè)したことを意味している。光明日報(bào)が伝えた。

杭臺高速鉄道（杭紹臺鉄道）は浙江省の杭州、紹興、臺州の三市を結(jié)び、全長266キロメートル、設(shè)計(jì)時(shí)速350キロメートル。投資総額は440億元（1元は約18.1円）で、民営資本、中國鉄路総公司、浙江省交通集団、地方政府が共同出資して建設(shè)され、うち民営資本の所有する株式が51％を占める。社會資本の參加協(xié)力期間は計(jì)34年で、うち建設(shè)期間が4年、運(yùn)営期間が30年となっている。

特筆すべきは、杭臺高速鉄道が「浙東唐詩の道」を通過することだ。沿線には魯迅の故郷、天姥山景勝地、天臺山景勝地、臺州府城壁など多くの名所舊跡があり、浙江省內(nèi)におけるゴールデン観光ラインとなっている。

杭臺高速鉄道の開通後、溫州?臺州都市群の長江経済ベルトへの融合が加速され、都市間の連攜が緊密化し、沿線の経済?社會の発展を牽引し、浙江省の質(zhì)の高い発展と共同富裕モデル?yún)^(qū)建設(shè)、長江デルタの統(tǒng)合的発展を積極的に後押しするとみられている。同時(shí)に、鉄道投融資分野の実踐における成功例として、中國の高速鉄道投資建設(shè)にとって有効な參考例となると見られている。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月10日