春運(yùn)（春節(jié)＜舊正月、2022年は2月1日＞期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）初日となった17日早朝、高速列車(chē)?復(fù)興號(hào)C891號(hào)に乗っていた次仁吉宗さんは、持っていた大きな荷物を指差しながら、「拉薩(ラサ)の衝賽康市場(chǎng)に仕入れに行った。復(fù)興號(hào)に乗ると、正午には日喀則（シガツェ）に戻って商品を店に並べることができる」と話(huà)した。同日、西蔵（チベット）自治區(qū)のラサ駅のプラットホームでは、復(fù)興號(hào)2本が準(zhǔn)備を整えて出発時(shí)刻を待っていた。これにより、春運(yùn)がラサ駅でも幕開(kāi)けとなり、チベットで春運(yùn)に高速列車(chē)が運(yùn)行される初めての年となった。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。

グリーンに塗裝された復(fù)興號(hào)C891號(hào)（撮影?江飛波）。

中國(guó)の春節(jié)前後の特別輸送體制である春運(yùn)の初日の17日に、グリーンに塗裝された復(fù)興號(hào)C891號(hào)が午前8時(shí)ちょうど、ラサ駅から出発した。その後、山南（ロカ）を経由して林芝（ニンティ）に向かう拉林（ラサ?ニンティ）鉄道のC881號(hào)もラサ駅から走り出していった。

高齢者2人と一緒に列車(chē)に乗っていた次仁吉宗さんは、「16日に切符を買(mǎi)った。手頃な価格で、ラサからシガツェまでわずか64元(1元は約18円)だった」と話(huà)した。

同じく列車(chē)に乗ってシガツェに向かっていた劉浩さんは、「僕にとって今年の春運(yùn)の初日は忘れられない日となった。彼女と一緒にシガツェに行き、婚姻屆を出すからだ」と語(yǔ)った。

中國(guó)鉄路青蔵集団有限公司によると、ラサ?ニンティ鉄道が開(kāi)通して約半年となった2021年12月末の時(shí)點(diǎn)で、利用者は延べ62萬(wàn)1000人、輸送した貨物は約7900トンに達(dá)した。多くの人にとって、「復(fù)興號(hào)」がラサ、ロカ、ニンティ、シガツェといった地域に向かう足代わりとなっている。今年の春運(yùn)期間中、ラサ駅の利用者は延べ20萬(wàn)、1日當(dāng)たり平均約5000人に達(dá)すると見(jiàn)込まれている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年1月18日