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若者の「勝ち組」新基準(zhǔn)「金も時(shí)間もあり、ネコとイヌを飼っている」

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2022年02月16日16:46

今の若者にとって「人生の勝ち組」の新しい定義は、「金も時(shí)間もあり、ネコとイヌを両方飼っていること」になっているようだ?!?021年中國(guó)ペット経済産業(yè)研究報(bào)告」によると、2020年、中國(guó)のペット経済?産業(yè)の規(guī)模は前年比33.5%増の2953億元(1元は約18.2円)に達(dá)した。回答者の7割が「ペットを飼ったことがある」と答え、うち65.6%が「イヌ」を、40.6%が「ネコ」を飼ったことがあると答えた。また回答者の77.7%がペットを「心の拠り所」と感じていた。中國(guó)青年報(bào)が報(bào)じた。

「ペットは家族の一員」

中國(guó)在住のキューバ人男性のウィルソンさんは、「若者の間でペット人気が高まり続けているのは、ペットを飼うことで仕事や勉強(qiáng)のストレスを軽減できるから。學(xué)校や仕事から帰ってきて、イヌと遊ぶと、すごくリラックスできる。多くの若者は大都市で一人暮らしをしていて、家族になかなか會(huì)えない時(shí)に、ペットが家族代わりになってくれる」と話(huà)す。

ドイツ人女性のイサベル?パーナーさんは中國(guó)在住中に、野良イヌをペットとして飼い始めた。そして、「一緒にいてくれるペットがいるのはとても重要だと、私は繰り返し言い続けてきた。ペットは家族の一員。イヌに愛(ài)情を示すと、同じような愛(ài)情を示してくれ、それはとても不思議な感じ。こうした愛(ài)情が、ペットを飼う主な理由」と話(huà)す。

若者が集まるQ&Aサイト「知乎」では、ユーザー約2000萬(wàn)人がペット関連の話(huà)題に注目しており、1日當(dāng)たり若者100萬(wàn)人がペット関連のやり取りに參加している。なぜ、若者の間でペットの人気が高まる一方となっているのだろうか?ネットユーザーが綴っているエピソードの中にその答えを見(jiàn)つけることができるかもしれない。

ハンドルネーム「八只包子」さんは、早朝4時(shí)に病院で點(diǎn)滴を受けて家に帰った時(shí)のエピソードについて、「うちのモフモフなペットが玄関で待ち伏せていて、家の中に入る通り道をふさいでいた。そしてゆったりと私の方にやって來(lái)ると、點(diǎn)滴を打ったばかりでガーゼが張られた手にそっと觸れ、まるで慰めてくれているようだった」としている。

心理學(xué)研究では、ペットが孤獨(dú)感を軽減してくれることが証明されている。2019年のある研究で行われた一人暮らしの高齢者1160人を?qū)澫螭摔筏空{(diào)査では、12.5%がネコを、5.4%がイヌを飼っていた。そして、ペットを飼っている高齢者のほうが、飼っていない高齢者より、社會(huì)的に孤立していなかった。実際、ペットを飼うことが心理療法のサポートとなり、孤獨(dú)や抑うつ、不安といったネガティブな感情に悩まされた時(shí)、ペットとスキンシップすることで軽減される。

ペットのためなら値段を気にせず良い物買(mǎi)う若者

中國(guó)においてはペット経済が急速に発展している?!?020中國(guó)ペット消費(fèi)動(dòng)向報(bào)告」によると、現(xiàn)在、オンラインペット市場(chǎng)では、85後(1985-89年生まれ)と90後(90年代生まれ)の若者が40.3%と、大きな位置を占めている。次に多いのは95後(95-99年生まれ)で、23.6%を占めている。端的に言えば、若い消費(fèi)者にとって、ペットは一緒にいてくれる相手や交流、自己アピール、さらに高いレベルの精神的ニーズなどの必要を満たしてくれる存在となっている。そのような若者はペットのためなら、値段を気にせずに、良い商品を選ぶ傾向にある。

また、ペット経済は飲食やクリーニング、醫(yī)療、ペットホテル、ペット葬儀など、その関係する分野がより広がっており、ペットの生涯の各段階における全てのニーズをカバーするようになっている。

今年の春節(jié)(舊正月、今年は2月1日)期間中、ペット経済は年越し用品と同じほどの売れ行きとなった。ECプラットフォームでは、ネコが太っていると福が來(lái)るとう意味の「貓肥家潤(rùn)(貓が太ると家が潤(rùn)う)」といったペットをテーマにした春聯(lián)(春節(jié)に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書(shū)かれた赤い紙)や窓に貼る切り紙細(xì)工が販売された。人気となった店舗は、楽々と10萬(wàn)個(gè)以上を売りさばいた。その他、ネコカフェやイヌカフェのほか、新たに人気となっているカモカフェ、アルパカカフェといったペットをテーマにした飲食店が、若者が休日に行く場(chǎng)所として、若者の間で人気となっている。

イサベルさんは四川省成都市で、「ドイツにはない」というイヌカフェに行ったことがある。そのカフェでイヌに囲まれた時(shí)、ドイツに帰ったら、「イヌカフェ」を経営することを思い付いたといい、実現(xiàn)できたら「本當(dāng)に素晴らしいと思う」とした。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年2月16日

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