「年中無(wú)休」、「キャリアアップの機(jī)會(huì)も選択権もなく、自分の生活というものがない」、「社會(huì)との接點(diǎn)がなくなり、自信が持てない」……ここ數(shù)年、職場(chǎng)を離れて家庭に入り、専業(yè)主婦になる女性が少なくない。しかし専業(yè)主婦は若い女性には人気がなく、「リスクの高い職業(yè)」と見(jiàn)なされている。「工人日?qǐng)?bào)」が伝えた。

子どもを見(jiàn)る人がいない、経済的なプレッシャーが大きい

1979年生まれの陳涓琳さん（仮名）は、専業(yè)主婦になる前は広東省深セン市の証券會(huì)社のカウンターで口座開設(shè)業(yè)務(wù)を擔(dān)當(dāng)していた。

陳さんは専業(yè)主婦になった理由を「仕方なかったから」とし、「一番最初は上の子の體の具合が悪くなったが面倒を見(jiàn)る人がいなかったから。その後下の子ができて、ますます家から出られなくなった」と振り返った。

「毎朝6時(shí)過(guò)ぎに起きて、朝ご飯の支度をして、7時(shí)過(guò)ぎに子どもを?qū)W校に送り、家に帰ると朝ご飯のお皿を片付けて、晝ご飯の準(zhǔn)備をする。11時(shí)過(guò)ぎになると子どもを?qū)W校に迎えに行き、帰ってきて晝ご飯。終わると子どもを外に連れて行って遊び、午後2時(shí)にもう1回學(xué)校に送り屆け、帰宅して家の片付けと掃除。4時(shí)を回ると子どもを?qū)W校に迎えに行って、帰ると宿題を見(jiàn)てやり、夜ご飯の準(zhǔn)備を始めて……」。陳さんの毎日はこんな風(fēng)に過(guò)ぎていく。

経済的なプレッシャーの大きさが陳さんの一番の悩みだ。陳さんは取材に、「ここ數(shù)年、自分のための買い物はほとんどしていない。アクセサリーもつけないし、化粧もしていない。うちにはほぼ貯金がなく、今一番の願(yuàn)いは平穏無(wú)事に過(guò)ごすこと。何かあったら対処できないから」と話した。

97年生まれの呉曦さん（仮名）も陳さんと同じように、子どもの面倒を見(jiàn)る人がいなかったため、仕事を辭めて専業(yè)主婦になった。

「私もどうしようもなかったから。ベビーシッターに子供の世話を頼んだ場(chǎng)合、家にベビーシッター以外の家族がいないというのは心配だった。これから2年以內(nèi)に2人目の子どもがほしい。その子が幼稚園に上がったらまた?jī)Pこうと思う」と話す呉さんの最大の悩みは、「理解されないこと」だ。「洗濯して、ご飯を作って、掃除をして、一日中、朝から晩まで米や油や塩といった暮らしのこまごましたことや、紙おむつなど子どものことでてんてこ舞いで、自分の時(shí)間が全くない。それなのに『家で子どもの世話をするのがそんなに大変か？お金を稼いで一家を養(yǎng)う苦労がないんだからいいじゃないか』と言われる。特に子どもができてからは、24時(shí)間?全天候?qū)潖辘浅￥顺銮冥筏皮い毪瑜Δ胜猡韦胜韦?、夫に愚癡をこぼしても、全然取り合ってくれない」と呉さん。

社會(huì)から取り殘され、職場(chǎng)復(fù)帰は困難

自信がない、コンプレックスが強(qiáng)いというのが、陳さんの自分に対する評(píng)価だ。陳さんは取材に、「自分に何が出來(lái)るのかわからない。自分は全く役に立たない人間のような気がする」と何度も繰り返した。

陳さんは、「子どもが學(xué)校に上がってから、何度も仕事を探そうとしたけれど、そのたびに壁にぶつかった。仕事を辭めてからかなり時(shí)間がたっていることが主な原因だ。自分は再就職に備えて何か準(zhǔn)備していたという訳でもないし、學(xué)歴は高くないし、経験も不足していて、高學(xué)歴の若い人とポジションを爭(zhēng)うことになれば、何の優(yōu)位性もない」と話した。

陳さんの苦悩はまさに呉さんの母親が心配していることだ。呉さんは夫の実家が裕福なため経済的な負(fù)擔(dān)はないが、呉さんの母親は、「若い人は自分の力で立つべき。少なくとも自分を養(yǎng)うだけのお金を稼ぐ力を持つべき」と考える。

呉さんは、「自分でも矛盾していると思う。子どもの世話をちゃんとしたい気持ちがある一方で、社會(huì)と接點(diǎn)のない時(shí)間が長(zhǎng)くなると、再就職がすごく難しくなると心配にもなる」と率直に話した。

呉さんは、「母が外で働くようにと言い続けるもう一つの理由は、結(jié)婚生活に何かあって、私が食べていけなくなるのを心配しているからだ。一生うまくやっていけると保証されている夫婦はいない。自分には貯金も収入もないし、我が家の資産といっても結(jié)婚前からある資産で、何かあれば受け身の立場(chǎng)に立たされる。子どもの養(yǎng)育権すら勝ち取れないかもしれない」と話した。

社會(huì)との接點(diǎn)がなくなる、再就職が困難、仕事を探せば壁にぶち當(dāng)たる……多くの女性の目には、専業(yè)主婦は「ハイリスク職業(yè)」に映る。

離婚したら家事労働への補(bǔ)償を 職場(chǎng)復(fù)帰の能力を維持

ここ數(shù)年の離婚をめぐる訴訟では、多くの専業(yè)主婦による家事労働への補(bǔ)償の請(qǐng)求が認(rèn)められている?！该穹ǖ洹工狭⒎à斡Q點(diǎn)から家事労働に獨(dú)立した価値を認(rèn)め、家庭を維持するためにより多く家事労働を行った側(cè)が、離婚に際して家事労働への補(bǔ)償を請(qǐng)求することへの法律的なハードルがなくなった。

中國(guó)労働関係學(xué)院法學(xué)院の沈建峰院長(zhǎng)は、「國(guó)家レベルで見(jiàn)ると、最も直接的な支援の仕方はこうした（専業(yè)主婦の）人々を都市部?農(nóng)村部の基本養(yǎng)老保険（年金制度）の保障対象に組み込むことで、これは今ではほぼ実現(xiàn)した?！荷鐣?huì)救済法』も生活苦に陥った専業(yè)主婦に支援を提供できる。將來(lái)の制度の発展ということを考えると、育児期にある働く男女には社會(huì)保険から補(bǔ)助金つきのより長(zhǎng)期の育児休暇を與えるべきであり、出産の奨勵(lì)と専業(yè)主婦の権利保障ということを考えると、育児のために専業(yè)主婦となった人を?qū)澫螭趣筏坑齼寡a(bǔ)助金の支給を検討してもいいだろう」との見(jiàn)方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年3月25日