外交部（外務(wù)?。─瓮粑谋髨蟮拦伽?8日の定例記者會見で、西側(cè)諸國の対露制裁に関する質(zhì)問に答えた際、次のように述べた。

中國は常に、制裁は問題解決の根本的で効果的な手段ではないと考えている。中國は、國際法上の根拠を欠き、國連安保理の承認(rèn)を得ない一方的制裁や管轄権の域外適用に斷固として反対する。これは、中國が公開、非公開を問わず一貫して堅持している立場だ。制裁は問題の解決にならない上、新たな問題も生じさせることを、歴史は何度も示してきた。包括的で無差別な制裁を?qū)g施すれば、苦しむのは庶民だ。さらにエスカレートさせれば、世界全體の経済?貿(mào)易、金融、エネルギー、食糧、産業(yè)チェーン、サプライチェーンに深刻な危機(jī)を引き起こし、ただでさえ困難な狀況にある世界経済に追い打ちをかけ、取り返しのつかない損失をもたらすだろう。

國連加盟國190ヶ國以上のうち、140ヶ國以上が対露制裁に參加していない。これは、世界の圧倒的多數(shù)の國々が制裁の問題を慎重かつ責(zé)任ある姿勢で扱っていることを示している。まさに王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）が指摘しているように、中國や発展途上國を含む大多數(shù)の國々は、世界や地域の紛爭問題の処理は、戦爭か制裁かの二者択一のみではないと考えている。各國の人々には、地政學(xué)的衝突や大國間の角逐の代償を払う責(zé)任はない。事態(tài)が複雑であればあるほど、その行動がどのような重大な結(jié)果をもたらし得るかを冷靜に熟考する必要がある。各國が制裁をエスカレートさせ、対立を激化させるのではなく、冷靜になって、和平交渉の促進(jìn)に力を集中することを望む。

私は、米國のあるメディアが自國を世界唯一の「制裁超大國」と報じたことにも注意を払っている。米財務(wù)省が発表した「2021年制裁評価報告書」によると、2021會計年度時點で、米國の発動済みの制裁措置は累計9400件以上に達(dá)し、20年前と比べて11倍近くに増加した。しかし、米國が頻繁に振りかざす制裁による圧力は、問題の解決にはならず、かえって慘禍や動揺を激化させてきた。

現(xiàn)在の問題は、誰がロシアの制裁回避を手助けしようとしているかではなく、中國を含む各國とロシアとの正常な経済?貿(mào)易交流がすでに不必要な損害を被っているということだ。我々は米側(cè)に対して、ウクライナ問題や対露関係を処理する際に、中國側(cè)の懸念を真剣に受け止めるよう促す。いかなる形であれ、中國側(cè)の正當(dāng)な権益を損なってはならない。中國は必要なあらゆる措置を講じて、中國の企業(yè)と個人の正當(dāng)かつ合法的な権益を斷固として守っていく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月29日