（イラスト著作権は東方ICが所有のため転載禁止）

中國人民銀行によると、國際通貨基金（IMF）は今月11日、5年に1度の特別引き出し権（SDR）の通貨バスケットの構(gòu)成比率見直しを行い、人民元の比率を10.92％から12.28％まで引き上げた。人民元が2016年にSDR構(gòu)成通貨に正式採用されて以來、初の見直しとなった。

IMEの決定によると、SDRバスケットの通貨構(gòu)成はドル、ユーロ、人民元、円、ポンドで変わらず、人民元の比率は10.92％から12.28％まで引き上げられ、その比率は1.36ポイント上昇した。ドルの構(gòu)成比率は41.73％から43.38％まで引き上げられた。一方、ユーロの比率は30.93％から29.31％、円は8.33％から7.59％、ポンドは8.09％から7.44％まで引き下げられた。新たなSDRの通貨バスケット構(gòu)成は今年8月1日から正式に適用される。次回の見直しは2027年に行われる。

中國人民銀行は、「中國の改革開放に対する自信と意志は全く変わらず、ハイレベルの対外開放を一貫して堅(jiān)持する。當(dāng)銀行は今後、各金融管理當(dāng)局と共に、中國の金融市場の改革開放を変わらず推進(jìn)し、海外投資家の中國市場への投資プロセスをさらに簡素化し、投資可能な資産の種類を豊富にし、データの公開を整備し、ビジネス環(huán)境を継続的に改善し、銀行間為替市場の取引時(shí)間を延ばし、中國市場への投資の円滑性を向上させ続け、海外投資家や國際機(jī)関が中國市場に投資するためにさらに有利な環(huán)境作りをする」との方針を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月16日