陳旭?在ジュネーブ國際機(jī)関中國政府代表部特命全権大使は12日、ウクライナ問題に関する國連人権理事會の特別會合で中國側(cè)の立場を明らかにした。中國新聞社が伝えた。

陳大使は「中國は、ウクライナを含む各國の主権及び領(lǐng)土的一體性はいずれも尊重されるべきであり、國連憲章の趣旨と原則は遵守されるべきであり、各國の安全保障上の合理的懸念はいずれも重視されるべきであり、危機(jī)の平和的解決に資するあらゆる努力は支持されるべきであると主張する。早期停戦の実現(xiàn)は、國際社會の切なる期待であり、中國の努力の方向でもある。中國はウクライナの人道的危機(jī)の緩和に資するあらゆるイニシアティブと措置を支持し、當(dāng)事者に対して、國際人道法を尊重し、民間人の安全を守るための的確な行動をとり、女性や子供など弱者の基本的権利と人道的ニーズを保障するよう呼びかける。中國はウクライナの人道狀況について6つのイニシアティブを打ち出し、すでにウクライナへの緊急人道支援を複數(shù)回実施した」と指摘。

「各國は共にロシア?ウクライナ間の対話と交渉を支持し、これによって結(jié)果と平和を?qū)Г訾筏?、ロシアとウクライナの人々の人権を根本的に保障するべきだ。國際社會はロシア?ウクライナ間の交渉のために前向きな環(huán)境を創(chuàng)り、政治的解決に資する事をより多く行うべきであり、障害を設(shè)けたり増やしたりすべきではないし、ましてや火に油を注ぎ、摩擦を激化させるべきではない。他國の安全保障を犠牲にして自國の安全保障を構(gòu)築できる國はない。共通、総合、協(xié)調(diào)的、持続可能な安全保障という考えに基づき、均衡の取れた、実効性のある、持続可能な世界と地域の安全保障構(gòu)造を共に構(gòu)築するべきだ」と強(qiáng)調(diào)した。

また「近年、國連人権理事會においてさらに政治化が進(jìn)行し、対立性が強(qiáng)まり、『ダブルスタンダード』と選択的手法が増え続けている。人権理事會は、一部の國々に対しては頻繁に特別會合を開く一方で、別の國々による長期にわたる他國の人権狀況についてのデマと中傷、侵略戦爭の恣意的発動、海外での軍事行動における民間人虐殺、一方的強(qiáng)制措置の亂用、レイシズムの蔓延、銃暴力の橫行、難民?移民への虐待などに対しては有効な行動を取らずにいる。これは人権理事會の公正性と客観性に対する各國の信頼を著しく揺るがし、その信望を深刻に損ない、人権理事會の分裂を招いた。中國は各國に対して、人権理事會発足時の初志に立ち返り、真の多國間主義を堅持し、國際人権事業(yè)の健全な発展を共に後押しするよう呼びかける」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月13日