在日本中國大使館で12日、2020年度中華人民共和國國際科學(xué)技術(shù)協(xié)力賞の授賞式が行われた。中國の孔鉉佑駐日大使は中國政府を代表し、東京理科大學(xué)栄譽(yù)教授で、中國工程院外國籍院士の藤嶋昭氏に褒章と賞狀を授與した。新華社が伝えた。

藤嶋氏は1942年生まれの國際的に有名な化學(xué)者で、「現(xiàn)代光電気化學(xué)の定礎(chǔ)者」と呼ばれ、ノーベル化學(xué)賞の有力候補(bǔ)ともされている。

孔氏はあいさつの中で、藤嶋氏に心からの祝意を表すとともに、藤嶋氏が數(shù)十年にわたり中國人留學(xué)生の育成、中日科學(xué)技術(shù)交流?協(xié)力の促進(jìn)、中國古典文化の発信などで行ってきた際立つ貢獻(xiàn)に感謝するとした?？资悉稀ⅰ钢腥諊徽；帷I國の人的?文化的交流が日増しに頻繁になり、科學(xué)研究協(xié)力が日増しに緊密になり、科學(xué)技術(shù)分野の交流?協(xié)力で実務(wù)的な成果を上げた。雙方が國交正?；?0周年という契機(jī)をつかみ、意思疎通と協(xié)調(diào)を強(qiáng)化し、困難を乗り越え、より高水準(zhǔn)でより深いレベルでより広い範(fàn)囲の科學(xué)技術(shù)イノベーション協(xié)力を展開し、より多くの協(xié)力の成果で両國の人々に幸福をもたらし、世界的な挑戦に対処し全人類の共同の福祉を促進(jìn)するためより大きな貢獻(xiàn)を成し遂げることを願う」と述べた。

藤嶋氏は、中國政府からの崇高なる栄譽(yù)に心から感謝し、中國人學(xué)生との固い絆について振り返った上、両國の科學(xué)技術(shù)協(xié)力のさらなる推進(jìn)、全人類の福祉の増進(jìn)のために積極的に貢獻(xiàn)するとした。

日本科學(xué)技術(shù)國際交流センター理事長の沖村憲樹氏は発言の中で、藤嶋氏の中國人留學(xué)生への心配りや気遣い、中日科學(xué)技術(shù)交流?協(xié)力の促進(jìn)における優(yōu)れた貢獻(xiàn)を高く評価した。また現(xiàn)在の複雑な國際情勢のもと、藤嶋氏ら科學(xué)界関係者の役割をさらに発揮し、中日両國の友好交流の伝統(tǒng)を継承し、両國の交流?協(xié)力の健全な発展を推進(jìn)すべきと述べた。

中華人民共和國國際科學(xué)技術(shù)協(xié)力賞は、中國國務(wù)院が1994年に設(shè)立した國家級年間賞で、中國の科學(xué)技術(shù)事業(yè)に重要な貢獻(xiàn)を成し遂げた外國の専門家及び機(jī)関に授與される。これまで日本の専門家13人が受賞している。感染癥の影響により、2020年度中華人民共和國國際科學(xué)技術(shù)協(xié)力賞は21年11月に発表された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月13日