世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）の第12回閣僚會議が12日から17日までスイスのジュネーブで開催された。會議は重要な成果を挙げ、特に新型コロナウイスワクチンの知的財産権保護(hù)義務(wù)の免除という閣僚決定が大いに注目された。新華社が伝えた。

商務(wù)部（商務(wù)?。￤TO局の責(zé)任者は20日、「中國はこの決定に重要な貢獻(xiàn)をし、交渉の正念場において建設(shè)的役割を果たし、大國としての責(zé)任感を示した」と説明した。

新型コロナウイスワクチンの知的財産権保護(hù)義務(wù)の免除に対する支持において中國の果たした役割について、同責(zé)任者は「2020年5月、習(xí)近平國家主席はオンライン形式で開催された第73回WHO総會の開會式で、中國が新型コロナウイルスワクチンを開発し、使用が開始された後、これを國際公共財として、発展途上國におけるワクチンへのアクセシビリティとアフォーダビリティ実現(xiàn)のために貢獻(xiàn)することを宣言した」と述べた。

すでに中國は120余りの國と國際組織に22億回分以上の新型コロナウイルスワクチンを提供しており、新型コロナとの闘いに関する國際協(xié)力における重要な貢獻(xiàn)國だ。

2021年5月、習(xí)主席は世界保健サミットで、すでに中國が新型コロナウイスワクチンの知的財産権保護(hù)義務(wù)の免除への支持を宣言しており、これに関するWTOなど國際機(jī)関による早期の決定も支持することを宣言した。その後、習(xí)主席は國際的な場で、新型コロナウイスワクチンの知的財産権保護(hù)義務(wù)の免除に対する支持を重ねて表明した。

同責(zé)任者によると、中國は一貫して新型コロナウイスワクチンの知的財産権保護(hù)義務(wù)の免除に関するWTOの協(xié)議に積極的に參加し、発展途上國におけるワクチンのアクセシビリティとアフォーダビリティへの支持と関心を強(qiáng)調(diào)し、米國やEU、インド、南アフリカなど加盟國間の意思疎通と連動を強(qiáng)化し、各國が溝を埋め、早期に合意に達(dá)する後押しをしてきた。

今回の閣僚會議交渉の重要な段階において、新型コロナウイルスワクチンの生産?供給大國である中國は、免除決定による柔軟性を求めないことを自ら宣言して、大國としての責(zé)任感を示し、決定が順調(diào)に多國間手続に提出され、最終的に會議としての成果を結(jié)ぶための基礎(chǔ)を固めた。中國が交渉において発揮した建設(shè)的役割は、WTOのイウェアラ事務(wù)局長や他の加盟國から高く稱賛された。これは多角的貿(mào)易體制を守り、人類運(yùn)命共同體の理念を?qū)g踐する中國の実際の行動でもある。

同責(zé)任者によると、この決定によって、新型コロナウイルスワクチンの発展途上國における現(xiàn)地生産が法的に確保され、手続が円滑化される。これは、決定の提唱する知的財産権を通じた保護(hù)と実施、技術(shù)の移転と普及の促進(jìn)、公衆(zhòng)の健康と社會福祉の保護(hù)という趣旨と目標(biāo)を體現(xiàn)するものである。この重要な成果は世界のワクチン格差を埋め、発展途上國における新型コロナウイルスワクチンのアクセシビリティとアフォーダビリティを高めるうえで重要な役割を果たし、人類衛(wèi)生健康共同體の構(gòu)築を後押しすることになる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月21日