米國のバーンズ駐中國大使による臺(tái)灣地區(qū)関連の間違った発言について、中國外交部（外務(wù)?。─螆?bào)道官が22日に記者の質(zhì)問に答えた。

【記者】米國のバーンズ駐中國大使は19日、CNNのインタビューに応じた際、ペロシ下院議長(zhǎng)の臺(tái)灣地區(qū)訪問における中國の過剰反応が臺(tái)灣海峽の不安定化要因になり、中米関係の危機(jī)を招いたと述べた。また、ペロシ氏の特別機(jī)が臺(tái)灣地區(qū)に到著した後、中國の謝鋒外交副部長(zhǎng)（外務(wù)次官）に呼び出され、雙方間で激しいやりとりが交わされたことに言及した。これについて、中國側(cè)としてコメントは。

【報(bào)道官】バーンズ大使の発言は白黒を逆さまにするものであり、米側(cè)の覇権的ロジックを改めて露呈した。

ペロシ米下院議長(zhǎng)が臺(tái)灣地區(qū)を訪問する前、中國側(cè)は各レベルで繰り返し米側(cè)に厳正な申し入れを行い、ペロシ氏による臺(tái)灣地區(qū)訪問の持つ深刻性と危害性を繰り返し強(qiáng)調(diào)し、これによって生じる重大な結(jié)果の全ては米側(cè)が負(fù)うことになることを明確に指摘した。

ペロシ氏の臺(tái)灣地區(qū)到著後、謝鋒外交副部長(zhǎng)がバーンズ大使を急遽呼び出し、中國政府を代表して米側(cè)に厳正な申し入れを行い、強(qiáng)く抗議し、米側(cè)が獨(dú)斷専行すれば、必ず自らの過ちの代償を払わねばならず、直ちに過ちを是正し、ペロシ氏による臺(tái)灣地區(qū)訪問による悪影響を取り除くために的確な措置を講じなければならないと指摘した。

しかし、米側(cè)は悔い改めないばかりか、逆ねじを食わせてきた。米高官が次々に登場(chǎng)し、事実を歪曲し、臺(tái)灣海峽情勢(shì)の緊迫化を招いた責(zé)任を逃れようと企て、中國側(cè)に責(zé)任転嫁をしようとしている。

中國側(cè)は以下の明白な事実を強(qiáng)調(diào)した。今回の件は、米側(cè)が先に挑発し、本來なら回避できた危機(jī)を中國人民に押し付けておきながら、「中國側(cè)が危機(jī)を引き起こした」と濡れ衣を著せているのである。米側(cè)が絶えずレッドラインを越えて、「一つの中國」原則を損ない、臺(tái)灣海峽の現(xiàn)狀を損なっておきながら、「中國側(cè)が現(xiàn)狀を変更している」と中傷しているのである。米側(cè)が中國の近くで大々的に「砲艦外交」を行いながら、中國側(cè)の正當(dāng)かつ合法、プロフェッショナルかつ透明性ある軍事演習(xí)に汚名を著せているのである。米側(cè)が臺(tái)灣海峽の平和と安定を損なっておきながら、「情勢(shì)の緊張を挑発し、エスカレートさせた」との誹謗中傷を中國側(cè)に浴びせているのである。米側(cè)が中國側(cè)の主権と領(lǐng)土的一體性をみだりに侵害し、中國側(cè)の譲れぬ一線を踏みにじっておきながら、「中國側(cè)が過剰反応し、危機(jī)を作り出した」と中傷しているのである。米側(cè)のやり方には際限がない。中國が無責(zé)任なのではなく、ペロシ氏が極めて無責(zé)任なのであり、米國政府が極めて無責(zé)任なのだ。

「一つの中國」原則は中國の核心的利益の中の核心である。國家の主権と領(lǐng)土的一體性を守り、國家の統(tǒng)一と民族の復(fù)興を?qū)g現(xiàn)する中國の政府と國民の強(qiáng)固な決意、斷固たる意志、強(qiáng)大な能力を、いかなる國も、いかなる勢(shì)力も、いかなる者も、見くびってはならない。中國側(cè)は米側(cè)に対して、他國の主権と領(lǐng)土的一體性の尊重、內(nèi)政不干渉という國際関係の基本準(zhǔn)則を厳守し、「一つの中國」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規(guī)定という正しい道に戻り、中國側(cè)の核心的利益を損なう一切の言動(dòng)を止めるよう、改めて促す。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月23日