空母「遼寧」

2012年9月25日の空母「遼寧」の就役によって、中國海軍は初めて自らの空母を保有し、中國の空母時代が幕を開けた。2022年6月17日には、中國3隻目の空母「福建」が進水し、命名された。これは中國が全く獨自に設(shè)計?建造した初のカタパルト式空母であり、平らで長い飛行甲板を持ち、電磁式カタパルトと制動裝置を備え、満載排水量は8萬トン以上に達する?！高|寧」?「山東」の就役、「福建」の進水によって、中國海軍は3空母時代に入った。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

■発展し続ける中國の空母事業(yè)

「艦體が動き、戦闘機を搭載」する段階から常態(tài)的な遠洋航行の段階へ、単一のシステムとプラットフォームを運用する段階から艦隊システムを統(tǒng)合する段階へ、近海での試験の段階から遠洋での実戦的展開の段階へと、この10年間、中國の空母事業(yè)の発展は多くの成果を挙げている。

2016年末、「遼寧」は初めて第一列島線を突破し、西太平洋で遠洋訓(xùn)練を?qū)g施。2017年1月、「遼寧」空母艦隊は臺灣海峽を通過し、南中國海で海區(qū)を跨ぐ訓(xùn)練?試験任務(wù)を遂行。2020年12月、「山東」空母艦隊は臺灣海峽を通過して、南中國海海域で訓(xùn)練を?qū)g施。2021年4月、「遼寧」空母艦隊は臺灣周辺海域で訓(xùn)練を?qū)g施。2021年5月、「山東」空母艦隊は南中國海海域で訓(xùn)練を?qū)g施。2022年5月、「遼寧」空母艦隊は西太平洋海域で遠洋での実戦的訓(xùn)練を?qū)g施。中國の空母艦隊の航跡が延伸し続けるのを、人々は目の當(dāng)たりにした。

そればかりか、現(xiàn)在の空母艦隊は「遼寧」就役當(dāng)初と比べて大きく変化し、大型総合補給艦、052D型ミサイル駆逐艦、1萬トン級の055型駆逐艦が相次ぎ加わった。これらの変化は、中國海軍のモデル転換の加速を鮮やかに映し出している。

「福建」の進水により、中國の空母はスキージャンプ式から「電磁＋カタパルト式」へとさらに進化し、多くの熟練した空母乗組員が再び新たな持ち場に就き、様々な関連裝備の開発も予定通り進んでいる。中國海軍の空母時代において、新たな物語が生まれつつある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月26日