福建省廈門(mén)(アモイ)市の若い看護(hù)師?王洋さんが親指と人差し指で持った針をサッと患者の腕に刺して採(cǎi)血を行うスキルが最近、「神業(yè)」と大きな話題になっている。その素早い動(dòng)きに「いつ針を刺されたかもわからなかった」とする患者も多いほどで、ネットユーザーも目を丸くしている。中央テレビニュースが報(bào)じた。

 小児患者の痛みを少しでも軽減するために必死で練習(xí)

廈門(mén)の病院に勤務(wù)する95後(1995－99年生まれ)の王さんは、看護(hù)師としての勤務(wù)経験はまだ3、4年ほどだが、その専門(mén)スキルは非常に高い。採(cǎi)血のために針を一瞬で刺すスキルは約半年かけてマスターしたという。親指と人差し指で挾んだ針を一瞬で血管に刺しこむそのスキルは、患者が痛みを感じることがほとんどなく、中國(guó)で「飛針」と呼ばれている。

針を刺す前に、王さんは患者の血管の太さや皮下脂肪の厚さなどをチェックし、ケースバイケースで針を刺す力の入れ方や深さなどを調(diào)整するといい、「もし、針が血管を突き抜けてしまったら、內(nèi)出血を起こしてしまう。てんかんセンターに勤務(wù)しており、普段から10歳以下の小児患者の採(cǎi)血や點(diǎn)滴などを擔(dān)當(dāng)する必要があるので、一生懸命練習(xí)してこのスキルをマスターすることにした」と語(yǔ)る。

半年で1萬(wàn)回以上練習(xí) 患者「刺されたことも分からなかった」

王さんは昨年10月、病院の経験豊富な看護(hù)師が「飛針」のスキルを使って靜脈に針を刺して採(cǎi)血しているのを目にし、リスペクト。そのスキルを教えてもらったという。

先輩の指導(dǎo)の下、指先にその動(dòng)きを覚え込ませるために、通勤の際にも指の動(dòng)きを繰り返し、半年で1萬(wàn)回以上も練習(xí)を重ねた。

王さんは、「発泡スチロールを使って練習(xí)している。まず、ペンで太い線を引き、一瞬で線の上に刺せるようになるまで練習(xí)した。そして、力むことなく、線の上に確実に刺すことができるようになったら、その線を細(xì)くしてまた練習(xí)を繰り返していった」と振り返る。

現(xiàn)在、王さんはすでに「飛針」のスキルを巧みに操れるようになっており、「痛みを全然感じなかった」とする患者も多いという。

王さんは、「今後も『飛針』の練習(xí)を続け、さらに、注射や點(diǎn)滴などのスキルも高めて、一人でも多くの患者に優(yōu)れたサービスを提供したい」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月10日