北京で「渡り鳥」の飛來がピークを迎えている?！?日で2萬羽以上の鳥を観測(cè)できた」と電話の向こう側(cè)で興奮気味に話すのは、北京黒豹野生動(dòng)物保護(hù)ステーションの李理ステーション長(zhǎng)。そして彼の聲と共にたくさんの鳥がバタバタと羽ばたく音が聞こえていた。北京晩報(bào)が報(bào)じた。

渡り鳥が飛來して來るこの季節(jié)、同ステーションの職員は官庁ダムで渡り鳥の観測(cè)を展開している。

快晴で空気が澄み切った今月8日午前10時(shí)ごろ、飛來してくる渡り鳥が突然増えた。李ステーション長(zhǎng)は、「遠(yuǎn)くから見ると、鳥はきれいに隊(duì)列を作って飛んでいる。午前11時(shí)半になると、鳥がどんどん増え、その列は崩れ、上昇する鳥もいれば、下降してくる鳥もおり、橫向きに飛んでいく鳥もいた。ファインダー越しに見ると、渡り鳥でいっぱいとなり、まるで波のように群れが次々と飛んできた」と説明し、「渡り鳥の観測(cè)を何年も行っているが、このような圧巻の光景を見るとやはり心が震える。思わずその場(chǎng)に立ちすくんでしまい、數(shù)分してようやく數(shù)取り器で數(shù)え続けた。あの美しさは何と表現(xiàn)すればいいのかわからないほど」と語った。

國(guó)境を越えて飛來する渡り鳥の種類と數(shù)も安定している。官庁ダムにはすでに、5つの鳥の群れが集まっており、初歩段階の統(tǒng)計(jì)によると、ハクチョウが約300羽、クロヅルが約3000羽、カモ系の渡り鳥が合わせて計(jì)約2萬羽となっている。

今年春、官庁ダムに飛來した渡り鳥は6萬羽を超えた。李ステーション長(zhǎng)は、「ここ數(shù)日は暖かい天気が続くため、さらに多くの渡り鳥が飛來してくるだろう。もちろん、今後數(shù)日の天気次第ではあるものの、今年、渡り鳥はダムに比較的長(zhǎng)い期間留まることになりそうだ。渡り鳥の観測(cè)は大変な仕事ではあるが、北京の生物多様性がますます高まっているのを目にし、心からの喜びを感じている」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月11日