中國(guó)最高人民検察院が今月15日に開(kāi)いた「新時(shí)代において優(yōu)秀な刑事検察となる」をテーマにした記者會(huì)見(jiàn)で、最高人民検察院黨組のメンバーである孫謙副検察長(zhǎng)は、2022年において殺人や強(qiáng)盜、誘拐などで起訴された暴力犯罪者の數(shù)はここ20年で最少だったことを明らかにした。また重大な暴力犯罪で起訴された犯罪者の數(shù)が占める割合は、1999年の25％から、2022年には3.9％まで下降した。各種犯罪のうち、3年以下の実刑判決となった軽犯罪が85.5％を占めた。國(guó)民の安心感指數(shù)は2012年の87.5％から2021年には98.6％にまで上昇した。中國(guó)は世界においても、犯罪率が低く、高い安心感を抱ける國(guó)の一つになっている。澎湃新聞が報(bào)じた。

孫副検察長(zhǎng)によると、ここ5年、中國(guó)の刑事犯罪には新たな変化が生じている。まず1つ目として、犯罪の構(gòu)造が目に見(jiàn)えて変化し、重大な暴力犯罪が減少したこと。追訴された刑事事件のうち、85％以上が3年以下の実刑判決、または不起訴の軽犯罪だった。2つ目は事件件數(shù)と追訴件數(shù)を見(jiàn)ると、ここ約40年で最も高い割合だったのが竊盜罪だったが、2019年から2位に順位が落ち、最多は危険運(yùn)転罪（飲酒運(yùn)転）となったこと。2022年、危険運(yùn)転罪が起訴総數(shù)に占める割合は18.2％で、竊盜罪は13％だった。

3つ目は、サイバー犯罪の被害が日に日に深刻になっていること。情報(bào)ネットワーク犯罪活動(dòng)の幇助罪が目に見(jiàn)えて増加し、2022年に起訴された犯罪者の數(shù)は12萬(wàn)9000人以上だった。その起訴數(shù)は全體において3番目の多さとなっている。電気通信?ネット詐欺が近年、多発しており、2022年には3萬(wàn)人以上が起訴された。しかし、被害者の數(shù)は多く、多くの人に多大な被害、損失をもたらしている。そのため、刑事検察追訴の重點(diǎn)ポイントとなっている。

そして最後4つ目は、金融証券犯罪が國(guó)家の経済と金融の安全に重大な危害をもたらしていること。ここ5年で、検察からこの種の犯罪で起訴された犯罪者の數(shù)は18萬(wàn)5000人以上で、ここ5年で28.2％増加した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年2月16日