撮影愛好家が青海省海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州茫崖市でこのほど、土星の環(huán)に似た地形を撮影した。畫像の地形は土星の環(huán)にそっくりで、しかもこの土星の輪がいくつも順序良く並んでいる。土星の環(huán)に似た地形は民間の探検家から「茫崖ミステリーサークル」と呼ばれており、特殊な褶曲を見せるヤルダン地形で、獨(dú)特な科學(xué)研究の価値を備えている。人民網(wǎng)が伝えた。
青海省地質(zhì)調(diào)査院地域地質(zhì)鉱産調(diào)査研究所副所長で上級(jí)エンジニアの張小永氏によると、地質(zhì)調(diào)査院の技術(shù)者と茫崖市文化?スポーツ?観光?ラジオ?テレビ局の職員が現(xiàn)場(chǎng)で行った調(diào)査により、地質(zhì)構(gòu)造の作用と風(fēng)食作用がその主な形成原因であるとの初歩判斷が下された。もともと地下深く埋まっていた新第三紀(jì)河川?湖沼堆積層が地域構(gòu)造運(yùn)動(dòng)の影響を受け、一連の短軸褶曲構(gòu)造を形成した。そして褶曲構(gòu)造により本來は水平に広がっていた巖層に灣曲が生じ、これらの灣曲した巖層が地表まで隆起した後、長期的な強(qiáng)い風(fēng)食作用により抗風(fēng)化性の異なる灣曲巖層に異なる風(fēng)化?侵食が発生したとみられている。そしてこれにより遠(yuǎn)くから見ると巨大な輪の形に似た現(xiàn)在の不思議な景観が形成された。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月16日