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5月になり、ザリガニのシーズンが到來したが、値段は安くなっていない。フードデリバリーサービスの「美団外売」のデータによれば、5月初めにザリガニが市場に出回るようになると、4日間で累計(jì)3770萬匹を売り上げた。価格はややもすれば10數(shù)匹で150元前後(1元は約19.7円)もしており、レストランによっては、サイズ別に1匹単位で販売しており、1匹6-20元が相場となっている。
一方、レストランの価格に比べ、調(diào)理済み食品の場合は、その値段がずっと安くなっている。今年は美団買菜、叮咚買菜、盒馬鮮生、天貓(Tmall)などのアプリが調(diào)理済みザリガニを強(qiáng)く推しており、プラットフォームの中には700グラム入りパックをわずか25元のキャンペーン価格で販売するところもある。データを見ると、叮咚買菜は5月の第1週にザリガニ1200萬匹以上を販売した。
大まかな計(jì)算では、2022年の中國ザリガニ産業(yè)の総生産高は4466億8000萬元に達(dá)した。この數(shù)千億クラスの市場はかねてより調(diào)理済み食品メーカーのターゲットだった。広く人気があり、生産量が安定し、加工してもあまり味が落ちないなどの優(yōu)位性により、ザリガニの調(diào)理済み食品は常に高い人気を誇ってきた。調(diào)理済み食品メーカーはレストランよりも充実した研究開発體制とサプライチェーンを備えている。今年は冷たいパッションフルーツ味、トムヤムクン味、スパイシーカレー味など複數(shù)の新しい味のザリガニが登場して、消費(fèi)者の冷蔵庫の中はさながら「多彩な風(fēng)味のザリガニレストラン」となっている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月26日