中國國家林草局が四川省成都市で開いたジャイアントパンダ保護(hù)事業(yè)強(qiáng)化がテーマの座談會で、ジャイアントパンダ國家保護(hù)研究センターが今月17日に同市で正式に発足したことが明らかになった。同センターは、中國ジャイアントパンダ保護(hù)研究センターと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地という、2つの科學(xué)研究機(jī)関の資源を集約することをベースに、中國全土の優(yōu)秀なパンダ科學(xué)研究チームが集結(jié)し、世界レベルのパンダ科學(xué)研究協(xié)力?交流プラットフォームとなる。同プラットフォームは、中國科學(xué)院の院士である魏輔文氏が筆頭となったジャイアントパンダ保護(hù)研究學(xué)術(shù)委員會やジャイアントパンダ保護(hù)國家イノベーション聯(lián)盟を立ち上げるほか、國家林草局ジャイアントパンダ重點実験室を設(shè)置し、ジャイアントパンダを含む、絶滅危懼種保護(hù)を目的とした重點実験室の設(shè)置を中國全土で大々的に推進(jìn)することになっている。中央テレビニュースアプリが報じた。

國家林草局や四川省林草局、成都市政府が1億1000萬元(1元は約20.8円)を共同出資して、ジャイアントパンダ保護(hù)研究基金が設(shè)立されたたほか、國家公園野生ジャイアントパンダ個體群?生息地保護(hù)のキーテクノロジー研究と、飼育下にあるジャイアントパンダ個體群の遺伝的多様性保護(hù)のキーテクノロジー研究という2つの分野の難関攻略を目指す共同重大プロジェクトが始動した。國家林草局は、資金や政策の面で、ジャイアントパンダ國家保護(hù)研究センターに大々的なサポートを提供している。また成都市政府は、科學(xué)研究インフラ整備や人材奨勵といった多方面でサポート政策を制定している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月17日