中國錦屏地下実験室2期極深地下極低放射バックグラウンド先端物理実験施設(shè)（錦屏大施設(shè)）土木建築共用プロジェクトが7日に竣工し、実験の條件を備えた。これは世界最深?最大の極深地下実験室が正式に科學(xué)的運営を開始したことを示している。第1陣となる清華大學(xué)、生態(tài)環(huán)境部（?。?、北京師範(fàn)大學(xué)、中國原子力研究院、上海交通大學(xué)、四川大學(xué)、中國科學(xué)院大學(xué)、工業(yè)?情報化部電子第五研究所などの10の実験プロジェクトチームがこの世界最深?最大の極深地下実験空間に入居した。人民日報が伝えた。

錦屏大施設(shè)は中國初の極深地下実験インフラ建設(shè)プロジェクトであり、世界最大建設(shè)規(guī)模の極低放射バックグラウンドを持つ総合実験施設(shè)でもある。同実験室は四川省涼山彝（イ）族自治州錦屏水力発電所錦屏トンネル中部の地下2400mに位置する。錦屏山を天然のプラットフォームに、水力発電所沈埋長トンネルを基礎(chǔ)にしている。世界のその他の地下実験室と比べると、中國錦屏地下実験室は巖石に最も深く覆われ、空間放射線量が最も低く、バックグラウンド放射線が最も少なく、利用可能な空間が最も広い。さらに交通の便が良く、電力と水源が豊富で、インフラが完備しているといった優(yōu)位性がある。

錦屏大施設(shè)は粒子物理學(xué)及び核物理學(xué)分野における國の代表的な製品で、暗黒物質(zhì)、ニュートリノ、天體核物理學(xué)などの先端物理科學(xué)の研究に極低放射バックグラウンド実験條件を提供している。開放?共有のビッグサイエンス裝置としての錦屏大施設(shè)はまた、地球深部巖石力學(xué)や地球深部醫(yī)學(xué)などの地球深部科學(xué)に絶好の研究のプラットフォームを提供している。同実験室は將來的に學(xué)際的な世界レベルの深地科學(xué)研究の中心地になる。これは中國が未知の世界を探査し、自然法則を発見し、科學(xué)技術(shù)の変革を?qū)g現(xiàn)し、科學(xué)技術(shù)イノベーションを推進(jìn)する上で非常に重要な意義を持つ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月8日