雲(yún)南省昆明市の五華區(qū)韶山小學(xué)校は體育で武術(shù)を必修にしているほか、休み時間には、気功體操「五禽戯」を練習(xí)しているため、児童たちはみんな「カンフー」をある程度マスターしている。そして校長や教師たちも児童たちと共に練習(xí)している。新華社が報じた。

毎日、休み時間になると、児童たちはあっという間に運(yùn)動場に集まってきて整列する。そして伝統(tǒng)的なゆったりした音楽が流れ始めると、「五禽戯」の練習(xí)が始まる。虎の勇猛さ、鹿の活発さ、熊のどっしりとした安定感、猿の機(jī)敏さ、そして鳥の優(yōu)雅な羽ばたきという5種類の動物の動きを模した「五禽戯」を?qū)Wびながら、児童たちはそれぞれ堂々とした動きや可愛らしい動き、そして時に機(jī)敏に、時に優(yōu)雅な動きを披露している。そして児童たちの最後列で練習(xí)する教師たちの動きも様になっている。

體育の夏先川先生はここ3年、毎日、児童に武術(shù)や五禽戯の手足の動きを1つ1つ丁寧に教えており、児童たちの変化も目にしてきた。

「児童たちの體が鍛えられただけでなく、丈夫になり、姿勢も改善され、特に集中力と立ち居振る舞いが目に見えて向上した」と夏先生。児童のレベルが高まってきたのに伴い、夏先生は、武術(shù)操や五歩拳、散打組合、太極拳なども教えるようになっているという。

児童たちは校內(nèi)で先生に會うと、中國少年先鋒隊式の敬禮をするほか、抱拳禮もするという?！肝湫g(shù)の練習(xí)は、心と體を磨く過程で、『禮に始まり禮に終わる』、『蕓を?qū)Wぶ前に禮を?qū)Wび、武を習(xí)う前に徳を習(xí)わねばならない』という精神を発揚(yáng)している。そのため、授業(yè)でも『武徳教育』を徹底し、授業(yè)の最初と最後には教師も児童も『抱拳禮』を行っている」のだという。

韶山小學(xué)校では教師も、児童もみんなが武術(shù)をマスターするようになるにつれて、省?市各級の武術(shù)大會で児童たちが次々入賞するようになっており、學(xué)校も國家體育総局武術(shù)運(yùn)動管理センターから「武術(shù)INキャンパス試行?！工苏J(rèn)定された。

このように武術(shù)教育が子供たちの成長に一役買い、體を動かし、リラックスさせつつ、その中で伝統(tǒng)文化を伝承させている。そしてこれもまた學(xué)校に武術(shù)を取り入れる魅力となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月15日