湖北省にある三國(guó)赤壁古戦場(chǎng)景勝地が6月27日に発表した情報(bào)によると、同日から2024年8月31日まで、臺(tái)灣地區(qū)からの観光客は有効な身分証明書(shū)を提示すれば同景勝地に無(wú)料で入場(chǎng)できるという。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

三國(guó)赤壁古戦場(chǎng)で賓客を迎えるパフォーマンスを鑑賞する観光客。（資料寫真、撮影?呉淘淘）

三國(guó)赤壁古戦場(chǎng)は同省咸寧赤壁市にあり、弱小な者が強(qiáng)大な者を打ち負(fù)かすという中國(guó)古代の7つの戦いの中で唯一、當(dāng)時(shí)の面影を殘す古戦場(chǎng)だ。岸壁に刻まれた「赤壁」の2文字は、武將の周瑜によって書(shū)かれたと伝えられている。ここは三國(guó)時(shí)代の物語(yǔ)をひもといたり、遺跡を訪ねたりして、千年の時(shí)の流れの中の大きな変化を感じることができる場(chǎng)所だ。

赤壁では三國(guó)時(shí)代の文化を感じるだけでなく、中國(guó)からロシアに至る中國(guó)茶の交易ルート「萬(wàn)里茶道」の起源として重要な羊樓洞古鎮(zhèn)を訪れることもできる。明?清時(shí)代の建築物が渓流に沿って建ち並び、ひっそりとした風(fēng)情でどこまでも続く古い街並みで、石畳の通りは2200メートル続き、青灰色の瓦が連なり、その合間に歴史が垣間見(jiàn)える。

観光客は沒(méi)入型で三國(guó)時(shí)代の文化を體験できる。（資料寫真、撮影?萬(wàn)朝輝）

國(guó)務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室の朱鳳蓮報(bào)道官が6月26日午前の定例記者會(huì)見(jiàn)で、「夏休みシーズンがまもなく訪れる。私たちは臺(tái)灣同胞、とりわけ臺(tái)灣の青少年が大陸を訪れ、禹（古代の伝説的な帝王）の故郷である四川省北川羌（チャン）族自治県で禹の治水についての物語(yǔ)を聞いたり、湖南省永州市に行って唐時(shí)代の文學(xué)者である柳宗元の『始得西山宴遊記』を朗唱したり、浙江省紹興市に行って書(shū)聖?王羲之の『蘭亭序』を模寫したり、湖北省赤壁で遙か昔の赤壁の戦いに思いをはせたりすることを心から歓迎する。臺(tái)灣の教科書(shū)から削除されたものを、大陸に來(lái)て見(jiàn)つけて、じっくり眺めて、肌で感じることができる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月2日