現(xiàn)地時(shí)間今月13日午後、中國國務(wù)院の李強(qiáng)総理が、ニュージーランドの首都ウェリントンの総督官邸でキロ総督と會(huì)談した。李総理は、「ニュージーランドを中國の査証(ビザ)免除措置の対象國とする」ことを明らかにすると同時(shí)に、「ニュージーランドも中國の國民がニュージーランドに行くため、より便利な措置を提供することを望んでいる」とした。新華社が報(bào)じた。

旅行サイト?攜程網(wǎng)のデータによると、ビザ免除に関する発表から30分後、同サイトの國際バージョン「Trip.com」では、ニュージーランド人の中國関連の検索數(shù)が前月比で65％増となった。今年以來、ニュージーランド人観光客に人気の中國の旅行先は、上海や北京、広州、成都、深セン、杭州、重慶、西安、南京、長沙などとなっている。

昨年12月から、中國とニュージーランドを直接結(jié)ぶ國際線が新型コロナ感染癥発生前の水準(zhǔn)にまで回復(fù)し、雙方の観光客の増加につながっていた。今年以來、インバウンド観光におけるニュージーランドからの旅行商品の予約數(shù)は前年同期比約6割増となったほか、中國のインバウンド客のうち、ニュージーランドは15番目に多い國となっている。

昨年以來、中國は多數(shù)の國をビザ免除措置の対象國としてきた?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、フランスやドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スイス、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルクなどがビザ免除措置の対象となっているほか、タイ、シンガポール、マレーシア、ジョージアとは相互ビザ免除協(xié)定を締結(jié)している。

ビザ免除措置が実施され、インバウンド客が目に見えて増加している。攜程網(wǎng)のデータによると、今年第1四半期(1－3月)、ビザ免除措置の対象となっているシンガポールからの観光客は前年同期比で10倍増となった。また、マレーシアからの観光客は同比9倍増、フランスやスペイン、タイからの観光客は同比約4倍増となっている。

また攜程網(wǎng)の報(bào)告によると、端午節(jié)(端午の節(jié)句、今年は6月10日)に合わせた3連休中、同サイトのインバウンド観光の予約數(shù)が前年同期比で115％増となった。最も多かったのは米國や英國、オーストラリア、韓國、マレーシアから來た観光客だった。その人気の旅行先トップ10は上海、北京、深セン、広州、成都、杭州、重慶、西安、南京、青島だった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月14日