英國(guó)で働く韓國(guó)人で、95後（1999-95年生まれ）であるコウ?ジュノ（Koh Junho）さんは6月11日、英國(guó)のエディンバラ國(guó)際空港から出発して、フィンランドのヘルシンキ?ヴァンター國(guó)際空港で乗り継ぎ、上海浦東國(guó)際空港に到著した。そして144時(shí)間トランジットビザ免除政策を活用して中國(guó)に入國(guó)。その後6月17日に再び上海を出発して、韓國(guó)のソウルに帰國(guó)した。

中國(guó)では現(xiàn)在、インバウンド客が急増している。今年の夏、外國(guó)人観光客が増え、中國(guó)の人気観光スポットは外國(guó)人だらけになっているといった聲も聞かれるほどだ。海外のソーシャルメディアで「China Travel」と検索すると、中國(guó)を旅行した外國(guó)人のビデオブログ（Vlog）が目を通しきれないほどたくさんヒットする。動(dòng)畫の長(zhǎng)さは數(shù)十秒から數(shù)十分までさまざまで、撮影場(chǎng)所も有名な観光スポットから街中のナイトマーケットまでいろいろある。「China Travel」というハッシュタグが付いた動(dòng)畫は、海外のネットユーザーの間で人気を集めている。例えば、ショート動(dòng)畫共有アプリ?TikTokでは、このハッシュタグがついた動(dòng)畫のクリック回?cái)?shù)が7億回に達(dá)している。

寫真提供?新華社（撮影?陳愛平）

寫真提供?新華社（撮影?陳愛平）

外國(guó)人観光客が中國(guó)に押し寄せているのは、中國(guó)の魅力が高まっているだけでなく、新たに打ち出された政策と密接な関係がある。

中國(guó)はここ半年間、インバウンド政策を最適化し続け、ビザ免除措置の対象國(guó)を増やし続けている。例えば、7月1日から、ニュージーランド、オーストラリア、ポーランドの一般旅券（パスポート）所持者は、中國(guó)でのビジネス、旅行?観光、親戚や友人の訪問、及びトランジットにおいて、15日間を超えない場(chǎng)合、ビザなしで入國(guó)することができるようになった。統(tǒng)計(jì)によると、2023年12月以來、中國(guó)はすでにフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スイス、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルクといった國(guó)をビザ免除措置の対象にしてきたほか、シンガポール、マレーシア、タイ、ジョージアといった國(guó)とは相互ビザ免除協(xié)定を締結(jié)してきた。昨年11月から、中國(guó)はノルウェーの一般旅券所持者を?qū)澫螭恕?2/144時(shí)間トランジットビザ免除政策の実施を始め、今では144時(shí)間トランジットビザ免除政策の適用範(fàn)囲は54ヶ國(guó)にまで拡大している。また、中國(guó)は5月15日から、沿海の省において、クルーズ船で中國(guó)に入國(guó)する全ての外國(guó)人団體旅行客を?qū)澫螭摔筏骏鹰睹獬胫盲螌g施を始めた。

トランジットビザ免除政策を活用して中國(guó)旅行を楽しんだコウ?ジュノさんは、「本當(dāng)に便利！」とし、「空港に到著してから、外國(guó)人は機(jī)械を自分で操作して、指紋を採取し、入國(guó)カードに必要事項(xiàng)を記入し、列に並ぶだけで、入國(guó)できた。必要書類さえ揃っていれば、入國(guó)までにかかる時(shí)間はわずか1時(shí)間」と振り返る。

ビザ免除措置や相互ビザ免除措置の対象國(guó)が増え続けるにつれて、訪中外國(guó)人観光客も目に見えて増え、中國(guó)のインバウンド市場(chǎng)回復(fù)を促進(jìn)する有力な措置となり、業(yè)界では同市場(chǎng)がさらに成長(zhǎng)しているというのが共通認(rèn)識(shí)になっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月8日