晴天に恵まれた12月3日、郭子怡ちゃん(6)はスキーヘルメットをかぶって、父親の郭鋭さんと一緒に、リフトに乗り、上級(jí)者コースに向かっていた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

わずか6歳の子怡ちゃんは上級(jí)者並みのスノーボードのテクニックを誇り、上級(jí)者用コースを颯爽と滑り、他のスキーヤーの注目の的となっている。

ショート動(dòng)畫(huà)プラットフォームで、「小蕓豆郭子怡」というハンドルネームのアカウントに、京劇の衣裝や漢服を身にまとった子怡ちゃんがスキー場(chǎng)「吉林萬(wàn)科松花湖」のコースを颯爽と滑走する「名場(chǎng)面」を捉えた動(dòng)畫(huà)がアップされており、たくさんフォロワーが集まっている。そんな子怡ちゃんは取材に対して、「私は蘇翊鳴選手と谷愛(ài)凌（アイリーン?グー）選手の大ファン。二人のようなプロのアスリートになって、國(guó)のために栄譽(yù)を勝ち取りたい」と話した。

スキー場(chǎng)を颯爽と滑る郭子怡ちゃん（寫(xiě)真提供?郭鋭さん）。

上海に住んでいた郭さん一家は以前、子怡ちゃんがスノーボードの練習(xí)をするために、はるか遠(yuǎn)くの吉林省まで行かなければならなかった。郭さんは、「2年前、生まれ故郷の吉林省に遊びに帰った時(shí)に、娘はスノーボードに夢(mèng)中になった。僕自身もスノーボードが好きで、娘にテクニックを教えているほか、『専屬カメラマン』として畫(huà)像や映像を撮影している」と話す。

今シーズン、郭さん一家は吉林省に腰を據(jù)え、練習(xí)メニューに基づき、みっちり練習(xí)を重ねている。郭さんと子怡ちゃんは毎日50キロ以上滑るという厳しい練習(xí)メニューをこなしている

子怡ちゃんは、「スキー場(chǎng)には、同じくらいの年齢の子供がたくさんいて、友達(dá)もたくさんできた」と話す。

郭さんと子怡ちゃんが數(shù)日前、直滑降のスピードを測(cè)定したところ、時(shí)速71.5キロに達(dá)したと言い、郭さんは、「娘は理にかなった練習(xí)を重ねていけば、體重が増えるにつれて、そのスピードはさらに速くなるだろう」と話す。

スノーボードを楽しむ郭子怡ちゃん（寫(xiě)真提供?郭鋭さん）。

中國(guó)では近年、スキーやスノーボードがトレンドなスポーツとして、全國(guó)的に人気となっている。郭さんは、「上海にもたくさんのスキーヤーやスノーボーダーがいる。みんな今シーズンは、吉林省のパウダースノーに挑戦している」と話す。

母親の李蕓さんは、子怡ちゃんの日常の生活や勉強(qiáng)の世話を擔(dān)當(dāng)している。スノーボード以外に、子怡ちゃんはアイスホッケーも習(xí)っていると言い、李さんは「娘が夢(mèng)を追いかけるのを応援している。娘が表彰臺(tái)の一番高い所に立つことができればと思っている」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年12月4日