習近平中共中央総書記（國家主席）は14日、ベトナム共産黨中央委員會本部で、同委員會のトー?ラム書記長と會談を行った。新華社が伝えた。

習総書記は「今年は中越國交樹立75周年ならびに『中越人的?文化的交流年』にあたる。この75年間、國際情勢がいかに目まぐるしく変化しようとも、両國は國家獨立と民族解放を目指す闘爭において互いに支え合い、社會主義建設事業(yè)において手を攜えて共に歩み、各々の現(xiàn)代化推進において力強く邁進し、社會主義國の団結と協(xié)力の模範となってきた」と指摘。

「中越運命共同體の構築は重要な世界的意義を持つ。両國が手を攜えて平和的発展の道を歩み、15億人以上の人口が現(xiàn)代化へと邁進することは、地域、さらには世界の平和と安定を力強く維持し、共同発展を促進することになる。両國はいずれも対外開放を堅持し、地域の産業(yè)?サプライチェーンの安定性と円滑性の維持、経済のグローバル化の促進に積極的な役割を果たしてきた。小舟が一艘で荒波に耐えることはできない。同舟相救ってこそ、安定して遠くまで前進することが可能となる。中國とべトナムは共に経済のグローバル化の受益者であり、戦略的揺るぎなさを強化し、一方的な覇権行為に共に反対し、グローバルな自由貿易體制と産業(yè)?サプライチェーンの安定性を維持する必要がある」とした。

習総書記は中越運命共同體構築の深化に向けて、以下の6つの措置を提言した。

（1）より高水準の戦略的信頼の増進

（2）より強固なセキュリティ?バリアの構築

（3）より質の高い互恵協(xié)力の拡大

（4）より広範な民意の結びつきの強化

（5）より緊密な多國間協(xié)力の展開

（6）より良好な海上における連動の実現(xiàn)

トー?ラム書記長は「ベトナムは中國と協(xié)調?連攜を強化し、多國間主義を堅持し、平和共存五原則を堅守し、國際貿易ルールを維持し、両國間の協(xié)定を遵守し、世界平和と人類進歩の促進のために共同でより大きな貢獻を果たしていくことを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年4月15日