浙江省杭州市で今月26日、中國初のスリーダクト構(gòu)造を採用したウェアラブルなヒト飛行裝置が初飛行に成功した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

離陸前の飛行裝置（畫像提供?杭州市西湖區(qū)黨委員會宣伝部）。

この飛行裝置を研究開発した杭州智元研究院のチームは2023年末から1年以上かけて、0からトータルデザインを始め、試作品の製作、テストなどを効率よく進め、高圧大電流耐タンパー性や複雑な動力學(xué)モデリングなどをめぐる難題を解決してきた。チームはこれまでに、飛行テストを累計で200回以上行い、飛行の安定性や精度を大幅に高めた。

離陸した飛行裝置（畫像提供?杭州市西湖區(qū)黨委員會宣伝部）。

この飛行裝置の飛行距離は最長8キロメートル、飛行高度は最大1キロメートル、飛行時間は最長20分、時速は最高60キロメートルとなっている。杭州智元研究院のシニアエンジニア?田聡玲氏によると、ダクト動力と操縦翼面をうまく制御するスタイルを採用し、効果的で、信頼性が高いといった特徴があるという。ヒューマンコンピュータインタラクションの面を見ると、この飛行裝置は、AR（拡張現(xiàn)実）搭載ヘルメットやコントローラーを通して、スマートインタラクションを?qū)g現(xiàn)することができ、自動運転のモードにすると、上空で高所作業(yè)ができるようになるという。

緊急時の救援や飛行體験、低空域飛行活動による空中作業(yè)といったシーンに応用できると期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年4月30日