重慶市の郭家沱長(zhǎng)江大橋で先ごろ、吊橋主ケーブル點(diǎn)検ロボット「登攀者2號(hào)」の応用テストが行われた。このスパイダーマンのようなバイオニックロボットは8つの「爪」のようなグリッパを用い、鉄筋製の橋梁主ケーブルにしっかりと取りつき、そのスマート點(diǎn)検を行った。登攀速度は1分當(dāng)たり5?10メートルで、航続能力は6?8時(shí)間に達(dá)し、登攀メカニズムにより安全性と落下防止を確保している。中央テレビニュースが伝えた。

深セン市人工知能?ロボット研究院、ロボットシステムセンター副センター長(zhǎng)の劉鵬飛氏は、「200本の斜張ケーブルを有する大型橋梁を例にすると、人手による作業(yè)では通常20日前後かかり、通行止めが必要である上、20?30メートル以內(nèi)の高さしか點(diǎn)検できない。最新の斜張橋ロボットは複數(shù)臺(tái)を同時(shí)に動(dòng)かすことができる。つまり現(xiàn)場(chǎng)の施工チームは2人で、同時(shí)に3?4臺(tái)のロボットを同時(shí)に操作でき、5日前後で大橋の點(diǎn)検が完了する。また通行止めの必要もない」と説明した。

「登攀者」には9つの視覚センサーが搭載されており、360度の畫像収集が可能だ。ケーブルの表面を通じ破損の有無(wú)を約95％、0.2ミリメートルの精度で正確に識(shí)別できる。研究チームはその安定的な稼働を?qū)g現(xiàn)するため、5年の研究開(kāi)発において數(shù)々の技術(shù)的難題を解決した。

劉氏は、「この主ケーブルロボットの場(chǎng)合、まず課題となったのはそのグリッパシステムだ。頂點(diǎn)に近づくと傾斜角度が非常に大きくなるため、どのようにして落下することなくより安定的に登れるようにするかが、その構(gòu)造上の課題となった。次に、ソフトウェアとスマートアルゴリズムの部分で、劣化狀況をより正確に識(shí)別する必要があった。主ケーブルの下半分はちょうど雨水が溜まり汚れやすい場(chǎng)所で、水や汚れの跡と実際の傷や損傷を見(jiàn)分けるために、橋梁劣化狀況データベースを作り、正確に識(shí)別する必要があった」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年5月6日