中央広播電視総臺が最近放送した五四青年節(jié)(5月4日)に合わせた特別番組で、中國民族楽器の楽団?二十四伎楽國風(fēng)楽団が、磐石ロボットバンドとコラボレーションして、大ヒットとなった中國國産3Dアニメーション映畫「哪吒之魔童閙海（ナーザの魔童大暴れ）」の主題歌「就是哪吒」を演奏した。モダンなオーラを放つ金屬感満載のロボットが、中國テイストの絵巻をバックに、伝統(tǒng)衣裝を身にまとった二十四伎楽國風(fēng)楽団のメンバーと息の合った演奏を披露して、テクノロジーと伝統(tǒng)文化の見事な共演を演出した。

安徽省合肥市の磐石ロボットバンドが中央広播電視総臺の舞臺に登場するのは今回が3回目。テクノロジーと音楽がコラボレーションし、魅力ある音楽を披露している。合肥磐石智能科技股份有限公司で研究開発に取り組むエンジニアの呉超さんは、「4月に、録畫することが決まったが、その時には、ロボットのスケジュールがいっぱいになっていたので、番組のロケ地である深センに行くことができず、番組スタッフは合肥でスタジオを探すことにした。そして、一緒に演奏する二十四伎楽國風(fēng)楽団も、四川省成都市から合肥に駆けつけて、録畫した」と話す。

ロボットが音楽について理解を深めることができるよう、呉さん率いるチームのメンバーは率先して音楽を勉強し、安徽師範(fàn)大學(xué)の編曲を?qū)熼Tとする教員の指導(dǎo)も受けた。ロボットが「感情のこもった」演奏ができるように、チームのメンバーは、調(diào)整を繰り返し、感情に関する情報をパラメータに変換し、歌曲のフォーマットを変え、編曲を最適化し、さらにロボットが理解できる言語に変えるなど、3日ほどで、ロボットの調(diào)整を完了させたという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年5月16日