第11回中國(guó)國(guó)際介護(hù)サービス業(yè)博覧會(huì)（CISSE）が5月21日から3日間、北京市で開(kāi)催。日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（JETRO）の主導(dǎo)のもと、日本企業(yè)28社が先端技術(shù)製品を攜えて出展した。

（撮影?張靖）

中國(guó)の高齢者消費(fèi)市場(chǎng)は非常に大きく、シルバー経済には巨大な発展の可能性がある。2024年12月に発表された「シルバー経済青書：中國(guó)シルバー経済発展報(bào)告（2024）』によると、現(xiàn)在の中國(guó)におけるシルバー経済の規(guī)模は約7兆元（1元は約20.0円）であり、GDPの約6％を占めている。2035年には30兆元に達(dá)し、GDPの10％を占めることになる見(jiàn)通しだ。

日本企業(yè)の展示エリアでは、健康Tシャツ、菊芋玄米クッキー、心臓?脳血管健康補(bǔ)助食品、自動(dòng)寢返りベッド、高齢者用杖、車椅子など、高齢者の衣食住の各方面を網(wǎng)羅するハイテク製品が展示された。

健康Tシャツ（撮影?張靖）

菊芋玄米クッキー（撮影?張靖）

高齢者用杖（撮影?張靖）

車椅子（撮影?張靖）

中でも、ボタン一つで自動(dòng)的に體位を変換する介護(hù)ベッドは、多くの來(lái)場(chǎng)者の注目を集めていた。江蘇芙蘭舒床（フランスベッド）有限公司の営業(yè)企畫部主管?陳海莉氏は「長(zhǎng)時(shí)間寢たきりの高齢者には、床ずれ予防のために定期的な體位変換が必要だ。日中はこれを行う介護(hù)スタッフがいるが、夜間は介護(hù)スタッフ不足の問(wèn)題に直面する。この自動(dòng)寢返りベッドは、時(shí)間を設(shè)定しておくだけで、夜間に自動(dòng)で體位変換を手助けしてくれるうえ、手動(dòng)で體位を変える際に高齢者を起こしてしまいがちな問(wèn)題も避けられ、高齢者の睡眠を妨げることがない」と説明した。

自動(dòng)寢返りベッド（撮影?張靖）

會(huì)場(chǎng)では、血流を畫像化する裝置の前に多くの中高年層が列をなして試用を待っていた。血管の健康は中高年にとって極めて重要だ。株式會(huì)社インターテクノの沈宗選副社長(zhǎng)は「この裝置によって、血管にある問(wèn)題を確認(rèn)し、的確な健康補(bǔ)助食品を摂取したり、必要に応じて病院で精密検査を受けることを選択したりできる」と説明した。

血管の狀態(tài)を確認(rèn)している様子（撮影?張靖）

今回出展された製品の中には、高齢者向けだけでなく、「マッスルスーツ（パワーアシストスーツ）」など介護(hù)スタッフの負(fù)擔(dān)を軽減する先端技術(shù)もある。今回展示された「マッスルスーツ」は電力を必要とせず、空気圧によって最大25.5キロの補(bǔ)助力を発揮できる。介護(hù)施設(shè)の職員はこのスーツを使用することで、腰を痛めるなどのリスクを軽減できる。

「マッスルスーツ」を試用する來(lái)場(chǎng)者（撮影?張靖）

今回の博覧會(huì)は「手を攜えて共に新たな質(zhì)の生産力を促進(jìn)し、シルバー経済の新たな未來(lái)を探る」というテーマのもと、國(guó)際?國(guó)內(nèi)ブランドエリア、スマート介護(hù)情報(bào)技術(shù)エリアなど10の展示エリアを設(shè)置。オーストラリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、日本など10以上の國(guó)や地域から220を超える政府機(jī)関?社會(huì)組織?ブランド企業(yè)が參加した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年5月23日