中國初の電磁カタパルト搭載航空母艦である「福建」の海上試験が現(xiàn)在、急ピッチで進(jìn)められている。正式な就役後、「福建」は中國の空母の中で、どのような作戦効果を発揮していくのか。専門家が解説した。中央テレビニュースが伝えた。

通常の空母と比べると、カタパルト発艦方式を採用した空母には非常に顕著な優(yōu)位性がある。まず、戦闘機(jī)が燃料と弾薬を満載した狀態(tài)で発艦できるため、戦闘機(jī)そのものの作戦能力が直接的に向上する。また、カタパルト発艦によって、空母には固定翼の艦載早期警戒機(jī)の搭載能力が備わるため、空母の早期警戒?探知能力、艦載機(jī)に対する空域情報支援や指揮?統(tǒng)制能力が大幅に向上する。

さらに、電磁カタパルトは射出強(qiáng)度の制御が容易であるため、大型の輸送機(jī)や早期警戒機(jī)から小型の無人機(jī)に至るまで、様々な機(jī)種を空母から射出方式で発艦させることが可能であり、これにより空母の作戦形態(tài)は一層柔軟性を増すこととなる。

軍事専門家の曹衛(wèi)東氏によると、電磁カタパルトの採用により、「福建」は晝夜を問わず航空機(jī)の発著艦回數(shù)を大幅に増やすことができ、海上における制空権及び制海権の確保能力が非常に強(qiáng)化される。また、「福建」の就役によって、中國海軍は近海防衛(wèi)作戦及び遠(yuǎn)洋護(hù)衛(wèi)作戦の能力を大幅に高めることができる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年5月26日