中國工程院院士、清華大學(xué)環(huán)境學(xué)部教授の賀克斌氏は18日、國務(wù)院新聞弁公室が行った記者會(huì)見「新たな道のりにおける奮闘者」で、中國のPM2.5対策の歩みを次のように振り返った。

グリーンで質(zhì)の高い発展の進(jìn)捗を測るうえで、國際的指標(biāo)となっている曲線がある。それはグラフ上で「ラッパの口」のような形をした曲線で、社會(huì)?経済発展を代表するGDPの曲線は右肩上がりになり、生態(tài)環(huán)境の質(zhì)を代表する汚染物質(zhì)排出量の曲線は右肩下がりになっている。

2005年以前の中國では、GDPも汚染物質(zhì)排出量も増加していた。しかし2010年以降、10年余りにわたる奮闘を経て、GDPは成長するが汚染物質(zhì)の排出量は減るようになり、GDP成長と汚染物質(zhì)排出量のグラフには、グリーンで質(zhì)の高い発展を示す「ラッパ曲線」が見られるようになった。これによって、環(huán)境の質(zhì)の改善を皆が感じられるようになった。

各國の研究者は衛(wèi)星やリモートセンシング技術(shù)を用いて、中國が過去10數(shù)年間に世界で最も急速に大気の質(zhì)を改善させた地域であることを明らかにした。ある研究者の研究成果によると、PM2.5の改善において、中國は米國が30年間かかった改善の道のりをわずか7年間で歩んだことになる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月19日