資料寫真

新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)烏魯木斉（ウルムチ）市で開催中の2025年（中國）ユーラシア商品貿(mào)易博覧會で29日、同自治區(qū)吐魯番（トルファン）市において生産された冷水魚製品が、暑い地域で育った冷たい水の魚（冷水魚）というギャップから、多くのバイヤーの注目を集めた。

トルファンは夏の気溫が通常40℃を超え、52.2℃を記録して中國観測史上1位となったこともあり、昔から「中國で最も暑い場所」として知られている。一方で、冷水魚は水溫を10～18℃の低水溫環(huán)境でしか生存できないという特性を持つ。

トルファンの水産企業(yè)で販売マネージャーを務める趙彬さんは、「清らかな氷河の雪解け水と砂漠から湧き出る泉の水を活用し、さらに先進的な陸上循環(huán)水養(yǎng)殖技術(shù)を加えることで、トルファンは冷水魚の大規(guī)模養(yǎng)殖に成功した」と説明した。

同社が投資して建設した大型サーモン養(yǎng)殖場4ヶ所と高水準の加工工場1ヶ所では、水循環(huán)システムにより自然生態(tài)系に近い環(huán)境を陸上で再現(xiàn)し、高密度養(yǎng)殖を?qū)g現(xiàn)。これにより、サーモンには水溫が18℃以下の生育環(huán)境が提供されている。

趙さんは、「現(xiàn)在、當社の養(yǎng)殖水體は16萬立方メートルに達しており、すべてのプロジェクトが稼働すれば、年間5000トンのサーモン生産が可能になる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月30日