外交部（外務(wù)省）の6月30日の定例記者會(huì)見で、毛寧報(bào)道官が日本の水産物輸入に関する質(zhì)問に答えた。

【記者】中國稅関総署は6月29日、日本の一部地域の水産物の輸入を條件付きで再開することを発表した。この件に関する詳細(xì)は。

【毛報(bào)道官】中國と國際社會(huì)の強(qiáng)い要請を受け、日本側(cè)は福島原発汚染水の海洋放出に対する國際的なモニタリングと中國による獨(dú)立したサンプリング及びモニタリングを受け入れ、これらのモニタリング活動(dòng)の継続的実施を確保することを約束した。この點(diǎn)を踏まえて、中國は日本側(cè)と日本産水産物の輸入再開について協(xié)議を重ね、日本側(cè)は中國に輸出する水産物の品質(zhì)と安全性を確保し、監(jiān)督を強(qiáng)化するため、一連の信頼できる、目に見える措置を講じることを約束した。

中國の主管當(dāng)局は、中國の法規(guī)と國際貿(mào)易ルールに基づき、これまでに各方面が実施したモニタリングにおけるデータなど科學(xué)的エビデンス及び慎重な分析?検討を踏まえて、中國側(cè)の規(guī)制基準(zhǔn)を満たす日本の一部地域の水産物について、條件付きで輸入を再開することを発表した。中國の主管當(dāng)局は引き続き監(jiān)督措置を強(qiáng)化し、人民大衆(zhòng)の食品の安全を確保していく。何らかのリスクが発見された場合は、直ちに法に則り必要な輸入制限措置を講じる。

【記者】日本産水産物の輸入再開は、福島原発汚染水の海洋放出の安全性を中國が認(rèn)めたことを意味するか。

【毛報(bào)道官】原発汚染水の海洋放出に反対する中國の立場に変更はない。海洋放出に対する國際監(jiān)視體制が実効性をもって強(qiáng)化されたのは、まさに中國の揺るぎない姿勢と積極的な推進(jìn)があってのことだ。我々は引き続き國際社會(huì)と共に、一連の約束を長期的な実際の行動(dòng)に反映させて、海洋放出におけるリスクをしっかりと管理?コントロールするよう、日本側(cè)に促していく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月1日