早期水稲の収穫が始まる中、2025年中國(guó)穀物取引大會(huì)が7月12日から14日まで遼寧省瀋陽(yáng)市で開催された。この大會(huì)は、穀物業(yè)界における新型設(shè)備の発表の場(chǎng)となっており、數(shù)々の「クール」な設(shè)備がここで展示される。中央テレビニュースが伝えた。

たとえば、穀倉(cāng)に導(dǎo)入された新型ロボットは、単獨(dú)でもチームでも作業(yè)可能だ。穀物の山に登って自在に動(dòng)き、障害物を自動(dòng)で回避し、正確な位置を把握しながら分擔(dān)して作業(yè)することで、凹凸のある穀物の山を短時(shí)間で平らに整える。

中科芯禾科技有限公司の平倉(cāng)ロボットプロジェクト責(zé)任者肖霄氏は、「これまで3～5人が7日間かけて行っていた作業(yè)を、ロボットならわずか1時(shí)間で完了する」と語(yǔ)る。

現(xiàn)在、中國(guó)では穀倉(cāng)設(shè)備の更新需要が高まっており、スマートな穀物狀況監(jiān)視システム、自動(dòng)換気システム、害蟲防除ロボットなどの新技術(shù)が急速に応用されている。中國(guó)では全面的なスマート化?グリーン化された穀物貯蔵システムが構(gòu)築されつつある。

大會(huì)會(huì)場(chǎng)の河南省展示エリアでは、小麥が収穫?乾燥された後、すぐに入居できる「六面冷蔵倉(cāng)」と呼ばれる新型穀倉(cāng)を目にした。

いわゆる「六面冷蔵倉(cāng)」とは、従來の平屋倉(cāng)庫(kù)の技術(shù)改造において、屋根、床、四方の壁の六面すべてに斷熱対策が施されていることを指す。

中糧科技工業(yè)のスマート穀物貯蔵部責(zé)任者裘駿凱氏は、「畑での収穫から乾燥、そして倉(cāng)庫(kù)への保存に至るまで、技術(shù)を高めることで、穀物の品質(zhì)と量の損失を最小限に抑える努力をしている」と述べた。

「第14次五カ年計(jì)畫」（2021－25年）以降、中國(guó)全土の1200社以上の穀物貯蔵企業(yè)が、高水準(zhǔn)穀物倉(cāng)庫(kù)の建設(shè)や老朽化施設(shè)の改修に積極的に取り組んできた。その結(jié)果、倉(cāng)庫(kù)の斷熱性や気密性といった重要性能が著しく向上し、グリーンな穀物貯蔵環(huán)境が大きく改善されている?，F(xiàn)在までに、全國(guó)の標(biāo)準(zhǔn)倉(cāng)庫(kù)の良好な収容量は7億トンを超え、低溫?準(zhǔn)低溫保管が可能な倉(cāng)庫(kù)は2億トン以上、ガス制御による保存技術(shù)が適用されている倉(cāng)庫(kù)は5500萬トンを超えている。

さらに、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、AI、モノのインターネット（IoT）などの技術(shù)が普及する中、國(guó)家の穀物備蓄を擔(dān)う中儲(chǔ)糧集団は、穀物供給全體のハイテク化を加速させており、全國(guó)900ヶ所以上の直屬穀倉(cāng)で「スマート倉(cāng)庫(kù)」への技術(shù)改造が完了している。保存の安全性が向上する一方で、品質(zhì)安全監(jiān)視も新たな進(jìn)展を見せている。會(huì)場(chǎng)では、新しい移動(dòng)式品質(zhì)検査車を目にした。

中儲(chǔ)糧集団品質(zhì)検査センターの単暁雪氏は、「最大の利點(diǎn)は、迅速性?柔軟性?機(jī)動(dòng)性?正確性だ。たとえば夏の穀物買い取りの際には、車を畑まで走らせてサービスを提供でき、収穫前の品質(zhì)調(diào)査などをリアルタイムで行うことができる」と語(yǔ)る。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年7月16日