王毅中共中央政治局委員（中央外事活動委員會弁公室主任）は15日、浙江省杭州市でフランスのエマニュエル?ボヌ大統(tǒng)領外交顧問と第27回中仏戦略対話を行った。新華社が伝えた。

王氏は「過去1年間、中仏関係は両國首脳のリーダーシップの下で新たな進展を遂げ、各レベルで往來を緊密化し、実務協(xié)力を著実に推し進め、多國間協(xié)力も日増しに緊密化してきた。中仏は共に國連安保理の常任理事國であり、自主獨立の大國だ。戦略的安定性と先見性を一層備えた中仏関係の構(gòu)築は、両國民の長期的利益にかなうものであり、中仏両國の果たすべき國際的責任でもある」と指摘。

「中國はフランスと上層部交流を強化し、戦略的相互信頼を深め、包括的な協(xié)力を推進することを望んでいる。近く開催される中國共産黨第20期中央委員會第4回全體會議（四中全會）では第15次五カ年計畫（2026～30年）について検討が行われる。これはフランスの対中協(xié)力にさらなる機會をもたらすものと信じる。両國は引き続き伝統(tǒng)的分野で協(xié)力を深め、新興分野での協(xié)力を積極的に模索し、地方協(xié)力の潛在エネルギーを大いに引き出す必要がある。中國はフランスと國連の枠組みで多國間の協(xié)調(diào)を強化していきたい」とした。

ボヌ大統(tǒng)領外交顧問は「フランスは平等?互恵の精神に基づき、経済?貿(mào)易、民生用原子力、科學技術(shù)、新エネルギー等の分野で中國と実務協(xié)力を強化することを望んでいる。フランスは貿(mào)易戦爭に反対し、陣営対立にも反対する」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年10月16日