第14次五カ年計畫（2021～25年）がスタートしてから、中國の生態(tài)環(huán)境保護(hù)は次々と成果をあげ続けてきた。2024年には、全國の地級市（省と県の中間にある行政単位）以上の都市で優(yōu)良天気日數(shù)の割合が87.2％に達(dá)し、地表水は優(yōu)良水質(zhì)の斷面の割合が90.4％となり、初めて90％を超えた。このように、この5年間で中國の環(huán)境はますます美しくなってきている。新華社が伝えた。

かつては大気汚染が人々にとって悩ましい問題だったが、今では「常に青空」になっている。國務(wù)院新聞弁公室が発表したデータによると、2024年には全國の地級市以上の都市では微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5）の濃度が1立方メートル當(dāng)たり29.3マイクログラム（?/?）まで低下し、低下幅は同計畫期間の目標(biāo)値を上回った。

景山公園から撮影した北京中軸線上の北側(cè)にある鼓樓（2024年8月12日撮影?李鑫）。

また人々の身近にあって大きな問題となっていた都市の黒く濁って異臭のする水についても、難関攻略の取り組みが続けられた結(jié)果、今ではきれいな水と緑の大地がよみがえっている。地級市以上の都市ではこうした水が基本的に無くなり、県級以上の都市でも90％以上が無くなり、各地には緑の岸辺が広がり、その間を澄んだ水をたたえるエコの川、幸せの川が流れている。

きれいな土を守る戦いも著実に進(jìn)められ、全國では重點県132ヶ所で農(nóng)業(yè)用地における土壌の重金屬汚染について汚染源の特定が完了し、10萬ヶ所を超える行政村で総合的な環(huán)境整備が進(jìn)められ、農(nóng)村の生活排水は処理率が45％以上に達(dá)した。

さらには汚染物質(zhì)の削減と二酸化炭素（CO2）排出量の削減が協(xié)働して効果を上げるための取り組みも著実に進(jìn)められてきた。中國には世界最大規(guī)模のクリーン電力サプライシステムとクリーン鉄鋼生産システム、世界最大規(guī)模で発展ペースが最速の再生可能エネルギーシステム、世界最大で最も整った新エネルギー産業(yè)チェーン、世界最大規(guī)模の炭素排出権取引市場が構(gòu)築されている。

新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)烏魯木斉（ウルムチ）市達(dá)坂城區(qū)から撮影された風(fēng)力発電設(shè)備集合ステーション（2024年12月28日にドローンで撮影?胡虎虎）。

この5年間の體系的対策により、「1ヶ所を美しくする」が集まることで、「どこも美しい」?fàn)顟B(tài)になった。

深セン市福田區(qū)のマングローブの森は、約10萬羽の渡り鳥が飛來する重要な生息地だ。以前は、濕地のエコシステムとしての機(jī)能が徐々に退化していたが、今では美しい景色が広がるエコノロジーの代名詞になっている。

中國の陸上の生態(tài)系保護(hù)レッドライン地域の面積は30％を超え、陸上生態(tài)系の種類のうち90％と國家重點保護(hù)野生動植物種のうち74％が効果的に保護(hù)されるようになり、森林率は2020年比約2ポイント上昇して25％に達(dá)し、世界で新たに増えた緑化面積の4分の1は中國にある。

きれいになった中國はどれほど美しいのだろうか。その答えはエコ文明建設(shè)の実踐の中にある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年10月21日