中國の香港特別行政區(qū)に本部を置く「國際調(diào)停院（IOMed）」の開所式が20日に行われ、「國際調(diào)停院の設(shè)立に関する條約」の締約國及び署名國の代表、ならびに香港特區(qū)の各界関係者ら200人近くが出席した。新華社が伝えた。

中國の華春瑩外交部副部長（外務(wù)次官）は挨拶の中で、「國際調(diào)停院はわずか5ヶ月の間に條約の署名?発効、開所?運営を?qū)g現(xiàn)した。これは國際機関の設(shè)立史上きわめてまれなスピードであり、國際調(diào)停院の設(shè)立が時代の潮流にかなっており、國際社會から広範(fàn)な支持を得ていることを十分に示している」と指摘。

そして、「國際調(diào)停院の理念はグローバル?ガバナンス?イニシアティブと高度に一致しており、人類運命共同體の構(gòu)築に法の支配によるプラスのエネルギーを注入するとともに、香港特區(qū)を『調(diào)停の都市』として打ち出していくことに寄與するものとなる。より多くの國々が積極的に參加し、國際調(diào)停院を活用して、國際紛爭の平和的解決に新たな貢獻を果たすことを歓迎する」とした。

また鄭若驊?國際調(diào)停院事務(wù)局長は挨拶の中で、「國際調(diào)停院は多國間主義を重視して実踐し、國際紛爭の平和的解決の分野におけるグローバルな公共財と重要な柱となるべく盡力していく。國際調(diào)停院は、國家間紛爭、國際投資紛爭、及び國際商事紛爭に調(diào)停サービスを提供することを目的としている」と説明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年10月22日