今シーズンの「巨大雪だるま」の完成予想図。

今年も氷雪シーズンが到來(lái)し、黒竜江省哈爾浜（ハルビン）市道里區(qū)の音楽公園で今月4日から、6年連続でネット上の人気者となっている巨大雪だるまの制作が始まった。公園では人工降雪機(jī)が「ゴォー」と轟音を立てながら作動(dòng)し、人工雪が舞い上がっていた。巨大雪だるまの制作作業(yè)は15日間が予定されている。完成すると、巨大雪だるまはにっこりと笑みを浮かべて、各地から來(lái)る観光客らを迎えることになる。新華社が伝えた。

今年も巨大雪だるまはトレードマークの赤い帽子をかぶり、赤いマフラーを首に巻き、赤いハートのボタンが胸元にデザインされるほか、高さは19メートル、奧行き14メートル、幅11メートルとなっており、その「身長(zhǎng)」は例年よりも1メートル高くなるという。使用される雪の量は3000立方メートル以上で、例年よりも1200立方メートル多く、過(guò)去最多となる。そのため、巨大雪だるまはさらにまるまるとしていて、無(wú)邪気でかわいい仕上がりになりそうだ。

今シーズンの「巨大雪だるま」を作るために作動(dòng)する人工降雪機(jī)。

巨大雪だるまが作られるきっかけとなったのは、2019年に數(shù)人の清掃作業(yè)員が除雪作業(yè)をした後に、気の向くまま高さ3メートルの雪だるまを作ってみたところ、注目を集めたためだった。その後、丹念に作られた「癒し系」の笑顔の巨大雪だるまがネット上で人気を集め、「氷の都」と呼ばれる哈爾浜の冬のランドマークとなった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年12月9日