中國ブレイキン（ブレイクダンス）女子の若きリーダーと目されている17歳の郭樸選手（ダンサー名「ROYAL」）が、このほど日本福岡県で開催された世界ブレイキン選手権2025久留米で優(yōu)勝し、同選手権で初の中國人チャンピオンが誕生した。新華社が伝えた。

郭選手は準(zhǔn)々決勝から実力に定評のある日本人選手3人と相次いで対戦。準(zhǔn)々決勝では世界ランキング9位の半井彩彌選手（AYANE）選手を破り、準(zhǔn)決勝では日本のルーキー山田琵葉（HIYO）と対戦。決勝戦では元世界選手権チャンピオンで現(xiàn)在は世界ランキング2位の日本のベテラン福島あゆみ選手（AYUMI）に勝利した。

アウェーの試合に臨んだ中國の17歳は、プレッシャーはそれほど感じなかったが緊張はしていたと話し、次々と登場したホームの選手を前に、「自分のことに集中しよう」と自分に言い聞かせたと振り返った。

郭選手にとって2025年は喜びにあふれたシーズンになった。6月にアジア選手権で初めて優(yōu)勝したのに続き、8月にはワールドゲームスで優(yōu)勝、11月には中華人民共和國全國運動會（全運會）で準(zhǔn)優(yōu)勝の快挙を成し遂げたからだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年12月16日