■「欠落」を補(bǔ)う「アジアの新安全保障観」
アジアは世界で最も発展の活力と潛在力を備える地域であると同時(shí)に、安全保障上の脅威と衝突、不穏な狀態(tài)の「深刻な被災(zāi)地域」「ハイリスク地域」でもあり、古くからの試練と新たな問(wèn)題が併存している。現(xiàn)在、アジアには安全保障協(xié)力が「欠落」している。中國(guó)は相互信頼、互恵、対等、協(xié)力を特徴とするアジアの新安全保障観を打ち出し、共通の安全保障、総合安全保障、協(xié)調(diào)的安全保障、持続可能な安全保障を共同提唱する。
■共同ビジョンを描く「上海宣言」
CICAは構(gòu)成國(guó)が多く、各國(guó)の利益の調(diào)整は困難を伴う。だがアジア諸國(guó)の多様性と差異性はまさに各國(guó)にとって問(wèn)題解決の知恵の源泉となる。首脳會(huì)議は國(guó)際?地域情勢(shì)に対する構(gòu)成國(guó)の共通の見(jiàn)解を明らかにし、CICAの今後の発展の計(jì)畫(huà)を打ち出す「上海宣言」を発表する。
■ホームグラウンド外交
中國(guó)にとってCICA上海首脳會(huì)議は今年の2大「ホームグラウンド外交」の1つであり、外交の目玉だ。中國(guó)側(cè)は議長(zhǎng)國(guó)として、CICA首脳會(huì)議でホームグラウンドの強(qiáng)みを発揮し、中國(guó)の主張を打ち出し、アジアの知恵を集めることを約束した。もう1つの「ホームグラウンド外交」は11月に北京で開(kāi)かれるAPECだ。
■伝統(tǒng)的安全保障から非伝統(tǒng)的安全保障へ
カザフスタンのナザルバエフ大統(tǒng)領(lǐng)がCICA創(chuàng)設(shè)を提唱した際に念頭に置いていたのは伝統(tǒng)的安全保障面の問(wèn)題だ。だがアジア地域では非伝統(tǒng)的安全保障面の試練が広がり続けている。今回のCICA會(huì)議ではテロ、國(guó)際犯罪、麻薬製造?密売の取締りなどの面でアジアの実務(wù)協(xié)力を推進(jìn)する。
■「アジア方式」で相互信頼?ウィンウィンを図る
アジアの事はアジアが主導(dǎo)するべきであり、アジアの安全はまずアジア諸國(guó)自身の協(xié)力強(qiáng)化によって実現(xiàn)すべきだし、それは完全に可能だ。アジア地域の多様性はアジア諸國(guó)の生命力と持続可能な発展を維持する文化的厚みであり、CICAは地域の強(qiáng)みを発揮して安全保障協(xié)力體制の構(gòu)築を推進(jìn)する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月20日
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