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| 22日、「淘寶網(wǎng)」で販売する「切糕」を作る阿迪力さん(真ん中)、蔣金亜さん(右)、蔣春楊さん。 |
湖南省にある長(zhǎng)沙理工大學(xué)に通う、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)喀什(カシュガル)市出身の4年生、阿迪力?買(mǎi)買(mǎi)提吐熱さん(23)の両親は、同自治區(qū)伝統(tǒng)の餅菓子「切糕」を売って、子供6人を育てた。
親の負(fù)擔(dān)を軽減したいと考えたウイグル族の阿迪力さんは 2012年、同級(jí)生の蔣金亜さんや蔣春楊さんと共に、3萬(wàn)元(約50萬(wàn)円)を出し合って、中國(guó)の大手ネットショッピングサイト「淘寶」に「切糕」を販売するショップを立ち上げた。
阿迪力さんの両親も、原材料をカシュガル市から長(zhǎng)沙市に送り、そのショップが本場(chǎng)の味そのままの「切糕」を販売できるよう応援している。阿迪力さんたちは、長(zhǎng)沙市で部屋を借りて手作りで「切糕」を作っている。家族の「匠の技」を受け継ぐ阿迪力さんの作り方は以下の通り。麥芽糖を鍋で煮込んで水飴にし、さらに新疆産のクルミや杏仁、干しブドウなどを入れ、混ぜて煮込む。それを、トレーに入れて固め、冷やすと、金色に光る「切糕」の出來(lái)上がり。
今月放送された人気グルメ番組で「切糕」が紹介されると、阿迪力さんらのショップが大盛況に。5月3日、4日の2日だけで、6000件以上の注文が入り、1日の売上額は10萬(wàn)元(約165萬(wàn)円)以上に達(dá)した。多忙を極めた3人は、スタッフ3人を雇って、出荷量を確保している。
ネットショップ以外に、3人は実店舗もオープンさせる計(jì)畫(huà)で、既に場(chǎng)所も確保済み。現(xiàn)在、內(nèi)裝工事中だ。阿迪力さんは取材に対して、「カシュガル市で、『切糕』は『瑪仁糖』と呼ばれており、子供のころ、父親がロバを引いて売りに行くのに付いて行っていた。祖父に、『瑪仁糖』は昔、西域の隊(duì)商がエネルギー補(bǔ)給に食べていたと教えられた」とし、「將來(lái)、『切糕』がスーパーの売り場(chǎng)に並び、エネルギーを補(bǔ)給するためのお菓子として消費(fèi)者に好まれるようになれば」と夢(mèng)を語(yǔ)った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月26日
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