20日午前、4人の潛水士が減圧を終え、順番に船內(nèi)から出てきた。潛水士の健康狀態(tài)は良好。中國海軍北海艦隊(duì)レスキュー隊(duì)は南中國海の海域で、水深300メートル級の飽和潛水特別試験を?qū)g施し、水深330.2メートルの飽和潛水で國內(nèi)新記録を樹立した。人民日報(bào)が伝えた。

飽和潛水とは、潛水士が自ら深海に潛り、海底の高圧に耐えながら作業(yè)を行うことを指す。レスキュー隊(duì)の劉傑隊(duì)長によると、300メートルは世界の圧倒的多數(shù)の潛水艦にとって極限となる水深だ。この水深での効率的な潛水作業(yè)が実現(xiàn)すれば、沈沒船の引き揚(yáng)げ、水中の施工、海洋資源調(diào)査?開発などの作業(yè)能力の向上、潛水醫(yī)學(xué)の進(jìn)歩の促進(jìn)にとって重要な意義がある。

飽和潛水試験は、1月4日午後1時26分に開始された。レスキュー隊(duì)の徐暁氏、高傑氏、張恒銀氏、李勇氏ら4人の潛水士は、水深300メートルで31気圧に耐えなければならなかった。これは1平方メートル當(dāng)たり數(shù)萬キロの負(fù)荷に相當(dāng)する。そのうち3人は海底を巡視しなければならなかった。専門家は、「この負(fù)荷によって、潛水士のすべての細(xì)胞が圧力を受けることになる」と指摘した。

試験中、潛水士は呼吸困難、関節(jié)の痛みを覚え、徐々に味覚が失われていった。徐氏は、「全身が真空パックの食品のようになった」と語った。李氏は、「水中は寒く、新型の溫水潛水服を著用していたが、あれほどの低溫には耐えられなかった。體力も消耗した」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月21日